2015年5月9日土曜日

17年 黒鷲vs名古屋 9回戦


7月19日 (日) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 黒鷲     13勝36敗4分 0.265 石原繁三
0 1 0 0 0 0 0 0 X 1 名古屋 20勝34敗1分 0.370 石丸進一

勝利投手 石丸進一 9勝9敗
敗戦投手 石原繁三 8勝16敗

二塁打 (名)吉田
本塁打 (名)古川 4号

勝利打点 古川清蔵 5


石丸進一、2度目の完封

 名古屋は初回、先頭の石丸藤吉が中前打で出塁、岩本章が四球を選んで無死一二塁、しかし本田親喜監督の投前バントはピッチャー石原繁三が三塁に送球して石丸藤吉は三封、続く吉田猪佐喜の三ゴロが「5-4-3」と渡ってダブルプレー。

 嫌な流れになりそうな名古屋を古川清蔵の一発が救った。名古屋は2回、先頭の古川がレフトスタンドにホームラン、翌日の読売新聞によると「腰の高さの直球」を左翼席に運んだとのこと。

 名古屋先発の石丸進一は初回三者凡退。2回、先頭の木下政文に左前打を許し、この打球をレフト岩本が弾いて無死二塁、富松信彦の二ゴロが進塁打となって一死三塁、ここで鈴木秀雄を三振、杉江文二を三ゴロに打ち取り踏ん張ったことがその裏の古川の本塁打を呼び込んだ。

 石丸進一は3回~7回を無安打と快調なピッチング。8回、二死後木村孝平に中前打を許すが石原を二ゴロに退ける。9回も一死後渡辺絢吾に代わる小松原博喜に中前打、玉腰忠義の遊ゴロをショート木村進一が失して一死一二塁のピンチを迎えたが、木下を右飛、最後は富松信彦を三振に退けて名古屋が逃げ切った。


 石丸進一は3安打3四球3三振で今季2度目の完封、9勝目をあげる。石丸の完封は4月1日の朝日戦でプロ入り初登板を完封で飾って以来、約3か月半ぶりのことである。


 名古屋は前日の岩本章に続いて本日も古川清蔵の決勝本塁打で快勝した。古川は第4号を放ちホームランダービートップの岩本義行に1本差と迫った。




*石丸進一はプロ入り初登板初完封以来2度目の完封。




 

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