2012年8月15日水曜日

15年 4月 月間MVP


月間MVP

投手部門

 名古屋 村松幸雄 1

 今月の投手部門は7人の候補が甲乙付け難く選考は難航した。

 スタルヒンは4勝0敗1セーブ。防御率0.56、WHIP0.88、奪三振率7.03であった。タイガースに3勝、名古屋に1勝であったが登板はこの2チームに特化したため投球回数が32回と少なかった。
 野口二郎は2勝0敗1分1セーブ。防御率0.00、WHIP0.73、奪三振率6.23であった。月間自責点0の快挙を成し遂げたが投球回数は26回と少なかった。
 浅岡三郎は4勝0敗1セーブ。防御率1.23、WHIP1.04、奪三振率4.75であった。セネタースは今月8勝0敗1分で、勝率10割の原動力が浅岡であった。
 森弘太郎は3勝2敗1分。防御率1.41、WHIP0.83、奪三振率3.27であった。44回3分の2を投げて与四球は僅かに5個と抜群のコントロールであった。
 清水秀雄は2勝3敗1セーブ。防御率1.15、WHIP1.40、奪三振率8.43であった。47回を投げて44奪三振の剛球を見せつけた。
 亀田忠は4勝2敗。防御率0.89、WHIP0.99、奪三振率5.22であった。投球回数は50回と最多であり3完封を記録したが、負けた2敗がジャイアンツと名古屋なのがマイナス要因となった。

 村松幸雄は5勝1敗。防御率1.24、WHIP0.87、奪三振率2.51であった。43回を投げて与四球は10個。村松は快速球の持ち主であったが技巧派とも言われている。奪三振率は低いが与四球が少なくWHIPは抜群であり、技巧派と言われていることを数字が裏付けている。

 当ブログは勝利数は重視していませんが、大混戦を抜け出したのは今月最多勝の5勝をあげた村松幸雄であった。





打撃部門

 ライオン 鬼頭数雄 1

 打撃部門は鬼頭数雄が他を圧した。今月13試合で46打数20安打9得点2打点3盗塁8四球、二塁打2本、三塁打5本。打率4割3分5厘、出塁率5割1分9厘、長打率6割9分6厘、OPS1.214であった。

 通算首位打者の座をキープしている川上哲治は打率3割2分3厘であった。
 清水秀雄は打率3割6分1厘、OPS0.938で投打に渡って候補となった。
 大沢清は打率4割、OPS1.085で次点の成績であった。






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