2012年8月8日水曜日

15年 阪急vs金鯱 3回戦


4月18日 (木) 甲子園

1 2 3 4 5 6 7 8 9  計
1 2 1 1 2 0 0 0 0  7 阪急 11勝6敗1分 0.647 石田光彦
0 0 0 0 0 0 2 2 X  4 金鯱   6勝10敗1分 0.375 中山正嘉 大宮清 長尾貞利

勝利投手 石田光彦 2勝3敗
敗戦投手 中山正嘉 1勝6敗

二塁打 (阪)伊東 (金)濃人、室脇
三塁打 (阪)上田、山下実

勝利打点 黒田健吾 3


阪急小刻みに加点

 金鯱は本日登録されたばかりの明大からプロ入りしたルーキー室脇正信を四番に起用した。

 阪急は初回、一死後上田藤夫が右中間に三塁打、黒田健吾が右前に先制タイムリーを放ち1-0とする。

 阪急は2回、一死後伊東甚吉が左中間に二塁打、池田久之が中前打を放ち二盗に成功して一死二三塁、石田光彦が四球を選んで一死満塁、トップに返り中島喬が中前にタイムリーを放って2-0、上田の右犠飛で3-0とする。

 阪急は3回、一死後山下実が右中間に三塁打、浅野勝三郎は投ゴロに倒れるが伊東が左前にタイムリーを放って4-0とする。阪急はここまで長打攻勢で試合の主導権を握った。

 阪急は4回、先頭の石田が二塁に内野安打、中島は二直、上田は中飛に倒れるが黒田が四球、山下好一も四球を選んで二死満塁、山下実の四球が押出しとなって5-0とする。

 金鯱は5回から先発の中山正嘉に代えて大宮清をマウンドに送る。

 阪急は5回、先頭の伊東が四球で出塁、池田は中飛に倒れるが石田が死球を受けて一死一二塁、トップに返り中島も四球を選んで一死満塁、上田が押出し四球を選んで6-0、黒田の左犠飛で7-0とする。阪急はこの回無安打で2点を追加した。

 金鯱は6回から三番手として長尾貞利をマウンドに送る。長尾は4イニングを1安打1四球2三振に抑える好投を見せて試合の流れを一変させた。

 金鯱は7回、先頭の濃人渉が左翼線に二塁打、長島進の二ゴロで濃人は三進、四番・室脇正信が右翼線にプロ入り初安打となる二塁打を放って1-7、上野義秋が左前打を放って一死一三塁、森田実の二ゴロの間に室脇が還って2-7とする。

 金鯱は8回、プロ入り初出場となった竹林実の二飛をセカンド伊東が落球、トップに返り佐々木常助は左飛に倒れるが濃人が左前打を放って二死一三塁、濃人が二盗を決めて二死二三塁、長島が左前に2点タイムリーを放って4-7と追い上げる。更に室脇の三ゴロをサード黒田がエラー、室脇は二塁を狙うが黒田からセカンド伊東に送球されてタッチアウト、金鯱の反撃はここまでであった。

 石田光彦は9回を三者凡退に抑えて6安打2四球3三振の完投で2勝目をあげる。

 阪急打線でマルチヒットは伊東甚吉だけであったが万遍なく打ちまくって小刻みに加点した。








               *石田光彦は6安打完投で2勝目をあげる。















      *万遍なく打ちまくった阪急打線。










0 件のコメント:

コメントを投稿