2012年5月4日金曜日

14年 金鯱vsライオン 12回戦


10月29日 (日) 甲子園


1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 1 2 0 0 2 1 0 6 金鯱    33勝54敗3分 0.379 中山正嘉
0 0 1 0 0 0 0 0 0 1 ライオン 32勝54敗5分 0.372 菊矢吉男

勝利投手 中山正嘉 23勝19敗
敗戦投手 菊矢吉男 15勝19敗


二塁打 (金)中山


脚の金鯱 
 
 5連勝の後2連敗のライオンは一番と三番を入れ替えて一番に鬼頭数雄、三番に水谷則一を配す。


 金鯱は3回、先頭の中山正嘉が左越えに二塁打、佐々木常助が送って一死三塁、トップに返り濃人渉が四球を選んで一死一三塁、五味芳夫の遊ゴロ併殺崩れの間に中山が還って1点を先制する。

 ライオンは3回裏、先頭の松岡甲二が四球で出塁、菊矢吉男が右前打を放って無死一二塁、トップに返り鬼頭は左飛に倒れるが坪内道則が左前にタイムリーを放って1-1の同点に追い付く。


 金鯱は4回、先頭の古谷倉之助が四球で出塁、二死後瀬井清が四球、中山も四球を選んで二死満塁、佐々木の二ゴロをセカンド西端利郎が逸らす間に三走古谷に続いて二走瀬井も還って3-1とリードする。


 金鯱は7回、一死後佐々木が右前打で出塁、トップに返り濃人も右前打で続いて一死一二塁、ここでダブルスチールを敢行するとキャッチャー室井豊からの三塁送球が悪送球となって佐々木が還り4-1、五味が中前にタイムリーを放って5-1とリードを広げる。


 金鯱は8回、一死後松元三彦の一ゴロをファースト鈴木秀雄がエラー、瀬井の遊ゴロでランナーが入れ替わり、中山の右前打で二死一三塁、ここで瀬井が鮮やかにホームスチールを決めて6-1とダメ押す。続いて一走中山も二盗を決めて二死二塁、佐々木は右飛に倒れてスリーアウトチェンジ。

 中山正嘉は5安打2四球2三振の完投で23勝目をあげる。菊矢吉男も9回を完投して6安打4四球1三振、守備に脚を引っ張られた面もあるが金鯱の脚にかき回された。



                 *中山正嘉は5安打完投で23勝目をあげる。




*7回の佐々木と濃人はダブルスチールですが、8回は瀬井清の本盗は「O’」、中山の二盗は「O”」となっていますので瀬井は単独ホームスチール、その後中山が二盗を決めたと記録されています。


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