2012年5月20日日曜日

14年 セネタースvs南海 12回戦


11月11日 (土) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11  計 
0 0 0 0 0 0 0 0 0  0   0    0 セネタース 48勝37敗9分 0.565 浅岡三郎 野口二郎
0 0 0 0 0 0 0 0 0  0   0    0 南海          40勝50敗5分 0.444 宮口美吉

二塁打 (セ)野口、織辺 (南)国久
三塁打 (セ)苅田 (南)宮口

延長11回ドロー  

 セネタースは初回、先頭の苅田久徳が四球で出塁、一死後尾茂田叶の遊ゴロは「6-4」と渡るがセカンド国久松一が落球して一死一二塁、しかし続く野口二郎の打球に苅田が触れて守備妨害、浅岡三郎は中飛に倒れてスリーアウトチェンジ。2回は一死後佐藤武夫、村松長太郎が連続して四球を選ぶが後続なし。3回は一死後尾茂田が右前打、野口が左前打を放つが浅岡は右飛、柳鶴震は中飛に倒れる。

 南海は初回、先頭の平井猪三郎が右前打で出塁するが後続なし、3回も一死後平井が右前打で出塁、岡村俊昭の中前打で平井は三塁を狙うがセンター尾茂田からの返球にタッチアウト。

 セネタースは4回~6回も走者を出すが何れも二死からで得点はならず。7回、一死後苅田が右中間に三塁打を放って絶好の先制のチャンスを迎え、横沢七郎の遊ゴロに苅田がホームに突っ込むがショート小林悟楼からのバックホームにタッチアウト。8回は一死後浅岡が四球で出塁、柳の左前打で一死一二塁、しかし佐藤の遊ゴロは「6-4-3」と渡ってダブルプレー。

 南海は4回、5回と三者凡退。6回、岡村が右前打で出塁して二盗を決めて一死二塁、しかし鶴岡一人は中飛、国久は三振に倒れる。7回一死後岩出清が中前打を放つが栗生信夫に代わる代打中村金次の三ゴロは「5-4-3」と渡ってダブルプレー。

 セネタースは9回、二死後苅田の三ゴロをファースト中村が落球、しかし横沢の当りは二直に終わる。南海は9回裏、二死後国久が左中間に二塁打を放つが吉川義次は右飛に倒れて延長戦に突入する。  セネタースは10回、先頭の尾茂田が四球を選んで出塁、野口が送って一死二塁、しかし浅岡、柳が連続して右邪飛に倒れる。

 南海は10回裏、二死後ここまで粘投を続けている宮口美吉が気魄の右中間三塁打、セネタース苅田監督はここで先発の浅岡をファーストに回して野口をマウンドに送る。小林は敬遠で二死一三塁、平井は三振に倒れてスリーアウトチェンジ。

 セネタースは11回、二死後織辺由三が右中間に二塁打、宮口は続く苅田を敬遠して二死一二塁、横沢に代わる代打小島二男の当りは一直に終わりスリーアウトチェンジ。

 南海は11回裏、先頭の岡村が右前打で出塁、鶴岡は三振に倒れて一死一塁、国久の右前打で岡村は三塁を陥れて一死一三塁、吉川に代わる代打平野正太郎の打席でスクイズを試みるがウエストされて三走岡村が三本間に挟まれ「2-5-1」と渡ってタッチアウト、最後は平野が左飛に倒れてゲームセットを告げるサイレンが高々と鳴り響く。

 宮口美吉は11回を投げ抜き8安打7四球3三振無失点。浅岡三郎は9回3分の2を投げて8安打無四球4三振無失点。




            *宮口美吉と浅岡三郎の粘り合いは延長11回引分け。










            *延長11回の死闘を伝えるスコアカード。





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