2011年10月31日月曜日

14年 金鯱vsイーグルス 5回戦


6月7日 (水) 後楽園


1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
1 0 2 1 0 0 0 0 0 4 金鯱        8勝25敗       0.242 古谷倉之助 中山正嘉
0 0 0 0 2 1 0 0 0 3 イーグルス 13勝19敗1分 0.406 望月潤一 亀田忠



勝利投手 中山正嘉 6勝9敗
敗戦投手 望月潤一 2勝6敗


二塁打 (イ)伏見
本塁打 (金)古谷 2号 (イ)寺内 1号

金鯱、幸先の良いスタート


 夏季シリーズの開幕投手は金鯱が古谷倉之助、イーグルスが望月潤一となった。望月は4日の東西対抗第二戦にも先発して6回まで投げているので休養十分の古谷に比べると不利かもしれない。

 大和球士著「真説 日本野球史」によると、5月14日付け都新聞に「金鯱解散か」の記事が載ったとのことで、春季シーズンを最下位で終わると岡田源三郎監督は選手たちに強く反省を促し、選手たちも深く反省して「全員頭髪五分刈り」を決行したとのことである。

 金鯱は初回、一死後佐々木常助が左翼線にヒット、野村高義の二ゴロでランナーが入れ替わり、ワイルドピッチと古谷倉之助の四球で二死一二塁、森田実が右前にタイムリーを放って1点を先制する。

 金鯱は3回、先頭の三番野村が中前打を放って出塁、四番ピッチャー古谷倉之助がレフトスタンドに第2号ツーランホームランを叩き込んで3-0とする。

 金鯱は4回、二死後佐々木が二塁への内野安打で出ると二盗に成功、野村が右前にタイムリーを放って4-0とリードを広げる。

 イーグルスは5回、一死後漆原進の三ゴロをサード山本次郎が一塁に悪送球、漆原が二盗を決めて二死二塁、寺内一隆が左翼スタンドにツーランホームランを放って2-4と追いすがる。

 金鯱は6回、一死後山本が四球、五味芳夫が死球で一死一二塁とするとイーグルスベンチは望月から亀田忠にスイッチ。亀田は後続を抑える。

 イーグルスは6回、太田健一、杉田屋守の二ゴロをセカンド岡野八郎が連続してエラーして無死一二塁、金鯱ベンチはここで古谷をファーストの回して中山正嘉をリリーフに送る。亀田の左前打で無死満塁、辻信夫の二ゴロが「4-6-3」と渡るダブルプレーとなる間に三走太田が還って3-4とする。4月22日のルール改正により辻には打点は記録されないはずであるが1打点が記録されている。

 亀田忠は7回以降1安打無失点、中山も7回以降1安打無失点に抑える好投を見せて逃げ切り、金鯱が夏季シリーズの開幕戦を飾る。五分刈りの効果はてき面だったようである。古谷倉之助は5回までリードをキープして降板しているので現行ルールでは古谷に勝利投手が記録されるが公式記録では中山正嘉に記録されている。

 この試合では本塁打が2本飛び出したが、開幕戦ということでストックしておいた昨年までのボールを使ったのかもしれない。






          *夏季シーズンの開幕戦を伝えるスコアブック。




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