2011年10月19日水曜日

14年 セネタースvsイーグルス 4回戦


5月27日 (土) 後楽園


1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 1 0 3 1 0 0 5 セネタース 15勝13敗1分 0.536 野口二郎
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 イーグルス 13勝17敗1分 0.433 中河美芳 亀田忠

勝利投手 野口二郎 9勝6敗
敗戦投手 亀田忠   6勝7敗


二塁打 (イ)漆原


浅岡三郎、二打席連続タイムリー


 翌日の読売新聞に鈴木惣太郎による高須清へのインタビュー記事が掲載されている。

(鈴木)「職業野球に対する抱負とか理想は?」
(高須)「入って非常によい事をしたと思っています。少なくとも今まで抱いていた一種の杞憂なんか完全に吹飛んでしまいました。」
(鈴木)「杞憂とはどんな事だったのですか?」
(高須)「例えばその一つに、職業野球には真実のスポーツマンシップが欠けているのではないかと僕も世間並みに杞憂していたのですが、入ってみると従来予想していたよりも遥かに真剣で真面目であるのに驚きました。」



 1回と3回のチャンスを併殺で潰したセネタースは4回、先頭の尾茂田叶が中前打で出塁、四番佐藤武夫が投前に送りバントを決めて一死二塁、野口二郎の遊ゴロの間に尾茂田は三進、浅岡三郎が左前に先制タイムリーを放って1-0とする。

 イーグルスベンチは5回から先発の中河美芳に代えて亀田忠をリリーフに送るが亀田はコントロールに苦しみいきなり連続四球、この回は後続を抑える。

 セネタースは6回、一死後野口の三ゴロをサード漆原進がエラー、浅岡四球、柳鶴震の遊ゴロで浅岡は二封、柳が二盗を決めて織辺由三四球で二死満塁、ここで森口次郎の左飛をレフト杉田屋守が落球する間に三走野口に続いて二走柳もホームに還って3-0、トップに返り苅田久徳が左前にタイムリーを放って4-0とする。

 セネタースは7回、一死後尾茂田の遊ゴロをショート辻信夫が一塁に悪送球する間に尾茂田は二塁に進む。佐藤は三振に倒れるが野口の三塁内野安打で二死一三塁、浅岡が2イニング連続の左前タイムリーを放って5-0とリードを広げる。

 イーグルスは6回、先頭の高須清が右前打で出塁、中河美芳の左前打で無死一二塁とするが、杉田屋の一直をファースト浅岡三郎がジャンプ一番好捕して中河が戻れずゲッツー。7回以降は無安打に抑えられた。高須は4打数2安打、右前打2本という成績であった。

 野口二郎は5安打2四球3三振で今季二度目の完封。浅岡三郎の二打席連続タイムリーが光った。



 

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