2011年10月13日木曜日

14年 ライオンvs阪急 4回戦


5月22日 (月) 甲子園


1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 ライオン 12勝11敗4分 0.522 近藤久 井筒研一
2 2 0 1 0 1 0 1 X 7 阪急      20勝8敗         0.714 浅野勝三郎


勝利投手 浅野勝三郎 4勝1敗
敗戦投手 近藤久         0勝3敗


二塁打 (阪)山下好、下村


浅野勝三郎、4安打完封

 阪急は初回、先頭の西村正夫が中前打で出塁するとすかさず二盗、フランク山田伝は四球、黒田健吾がセオリー通り三塁前に送りバントを決めて一死二三塁、山下好一が左中間を抜く二塁打を放って2点を先制する。

 阪急は2回、先頭の伊東甚吉が右前打で出塁、日比野武の右前打で伊東は三塁に進み無死一三塁、ワイルドピッチで3-0、更にパスボールで日比野は三進、トップに返り西村四球、山田のピッチャー強襲ヒットで4-0とする。更に西村、山田が重盗を決めて一死二三塁、しかし後続無くスリーアウトチェンジ。

 阪急は4回、二死後山田が中前打で出塁するとすかさず二盗に成功、黒田の中前タイムリーで5-0とする。

 ライオンは6回から先発の近藤久に代えて井筒研一をマウンドに送る。阪急は6回、一死後山田が三塁に内野安打、黒田が左翼線にヒットを放ち一死一二塁、山下好一は中飛に倒れるが昨日のヒーロー森弘太郎が左前にタイムリーを放って6-0とする。

 阪急は8回、先頭の黒田の三ゴロをファースト玉腰年男が落球、山下好一右前打で無死一二塁、森の三ゴロで山下は二封されて一死一三塁、下村豊が左翼線に二塁打を放って7-0とする。

 阪急は田中幸雄を除く全員の16安打で快勝。13残塁だけが課題か。西村正夫、フランク山田伝の一二番コンビが2盗塁ずつを記録する。

 浅野勝三郎は4安打2四球5三振でライオン打線を完封、4勝目を上げる。翌日の読売新聞は「浅野が十分の余裕をもって投ずるカーブは鋭いブレーキをもってラ軍打者を翻弄し・・・」と伝えている。



          *浅野勝三郎が4安打完封を飾る。






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