2010年4月3日土曜日

12年春 金鯱vs大東京 1回戦

4月3日(土)上井草

1 2 3 4 5 6 7 8 9
0 3 0 1 0 0 1 0 0 5  金鯱   0勝3敗 0.000 古谷倉之助
0 0 2 0 0 5 0 0 X 7  大東京 1勝2敗 0.333 遠藤忠二郎


勝利投手 遠藤忠二郎 1勝0敗
敗戦投手 古谷倉之助 0勝2敗

二塁打 (大)水谷
三塁打 (大)中村

大東京鮮やかな逆転で今季初勝利
 金鯱は2回、一死後二失に生きた星野正男が捕手牽制暴投で三進、濃人の三ゴロをサード漆原がお手玉して一死一三塁、ここでダブルスチール決めて1点先制。江口行男三遊間、黒澤俊夫二遊間と連続タイムリーで3点を先取。追う大東京は3回、筒井隆雄が四球で出塁、遠藤忠二郎の三ゴロで筒井二封、ランナーが入れ替わる。鬼頭数雄遊飛後、大友一明が三遊間を破り更に二盗で二死二三塁、このチャンスに水谷則一左中間に二塁打を放ち2点を返し3-2。金鯱は4回、島秀之助が四球で出塁後二盗、三盗を決め黒澤の一二塁間タイムリーで還り4-2と主導権を握る。
 大東京は6回、大友中前打、水谷二塁内野安打でチャンス作る。坪内道則の投ゴロで大友三封後中村三郎が一二塁間を破り水谷が還って1点差、坪内は三塁へ、中村二盗を決めて一死二三塁。二番手捕手藤浪光雄の三ゴロをサード星野がはじく間に坪内が還り同点、中村は動けず一死一二塁。ここで中村、藤浪がスタートを切ると漆原進が三塁前にバントエンドラン、サード星野からファースト小島に送球される間に中村が判断良くホームを陥れ5-4と逆転。漆原のバントは安打となり藤浪三進して尚も一死一三塁と攻撃の手を緩めず。更に筒井が三遊間を破り6-4、古谷倉之助は遠藤を歩かせ一死満塁。サード星野は古谷を激励にマウンドへ向かう。ここでボールは巧みに星野のグローブへ、何食わぬ顔でサードへ戻る星野の動きを横目で見ながら古谷もプレートには足をかけずにショックの様子を覗わせる。三走漆原が離塁したところで星野がタッチ、隠し球が完成し二死二三塁、しかし鬼頭が卑怯なりとばかりに中前に痛打を浴びせタイムリーと見事な波状攻撃で7-4。金鯱も7回、佐々木常助、星野、濃人渉の三連続中前打で1点を返すが、遠藤忠二郎が後続を断ち完投勝利。大東京は6失策2捕逸も13安打とらしさを見せて快勝。

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