2010年4月24日土曜日

Tinker to Evers to Chance


















 







 昨日のブログでエバース(バントの構えからバットを引いて守備陣を混乱させるプレー、そのままゴロを打つと現代のバスターとなる。)が登場しましたので、語源であるジョニー・エバースとジョー・ティンカーを紹介いたします。
 私が彼らの名を知ったのは、中学か高校の時に読んだ「ジョン・マグロー伝」の扉に写真入りで紹介されていたからです。1900年代初頭、ジョン・マグロー率いるニューヨーク・ジャイアンツのライバルチーム シカゴ・カブスが誇る名併殺トリオがショートのジョー・ティンカー、セカンドのジョニー・エバース、ファーストのプレイングマネージャー フランク・チャンスです。
 写真はアメリカでよく流通しているインデックス・カードです。ジョニー・エバースとジョー・ティンカーは非常に人気が高く、ともに早逝したため希少価値が高く従って価格も高くとても手が出なかったのですが、2008年の金融危機のおかげでベースボールメモラビア市場も価格が暴落したため、2009年初めのアメリカのオークションで入手したものです。ともにPSAミント9の高評価を得ている逸品で、日本ではまずお目にかかれないのではないでしょうか。
 



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