2016年7月16日土曜日

18年 巨人vs西鉄 4回戦


5月17日 (月) 西宮

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 3 0 0 0 3 0 0 6 巨人 10勝9敗2分 0.526 藤本英雄
0 0 0 0 0 0 0 0 2 2 西鉄 6勝14敗2分 0.300 重松通雄

勝利投手 藤本英雄 5勝4敗
敗戦投手 重松通雄 2勝7敗

二塁打 (巨)青田2 (西)中村信一、黒沢、中村民雄

勝利打点 青田昇 2


青田昇、満塁走者一掃の二塁打

 巨人は3回、一死後呉昌征が四球で出塁すると二盗に成功、坂本茂も四球を選んで一死一二塁、白石敏男の右飛で二走呉がタッチアップから三進、坂本が二盗を決めて二死二三塁、中島治康も四球を選んで二死満塁、ここで青田昇が右中間に走者一掃の二塁打を放ち3点を先制する。

 巨人は7回、一死後藤本英雄がライト線にヒット、トップに返り呉は四球を選んで一死一二塁、坂本が左前にタイムリーを放ち4-0、白石の投ゴロをピッチャー重松通雄が二塁に悪送球する間に二走呉が還って5-0、中島が中前にタイムリーを放ち6-0として試合を決める。


 巨人先発の藤本英雄は初回、中村信一、富松信彦に連続四球、濃人渉に送られて一死二三塁のピンチを迎えるが、野口明を投ゴロ、黒沢俊夫を中飛に退ける。2回も先頭の祖父江東一郎にストレートの四球、ここも後続を抑えて立ち直ったが、7回に2四球、8回も先頭を四球で歩かせるなど、ここまで無失点ながら相変わらずコントロールが定まらない。


 西鉄は9回裏、先頭の黒沢が四球を選んで出塁、中村民雄が左中間に二塁打を放って無死二三塁、重松が中前にタイムリーを放ち1-6、三塁に進んだ中村民雄が捕逸で生還して2-6とするが反撃もここまで。


 藤本英雄は5安打7四球8三振の完投で5勝目をあげる。


 西鉄先発の重松通雄は打撃が好調で、5月15日の南海戦で4打数安打を記録、この日もタイムリーを含む3打数1安打であった。




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