2014年4月17日木曜日

月間三塁打8本




 川上哲治が昭和16年8月の1か月間で16試合に出場して8本の三塁打を記録しました。川上の今季の三塁打は9本となりますが、その内8本を1か月で稼いだことになります。恐らくこれは日本記録でしょう。年間の最多三塁打記録は昭和26年の金田正泰で18本、以下昭和28年のレインズ16本、昭和25年の蔭山和夫15本、昭和21年の鈴木清一14本と続きますが、月間8本以上を記録したのは川上だけではないでしょうか。調査できる方は是非お願いいたします。


 川上は足が速かったの遅かったのか。昭和25年には34盗塁を記録しますので遅くはなかったと考えられます。守備が下手であったと言われますので足も遅いイメージがありますが、鈍足では月間三塁打8本の記録は作れないでしょう。


 歴代三塁打1位は福本豊で115本、二位が毒島章一で105本、三位が金田正泰で103本。川上は99本で通算三塁打でも歴代四位となっています。以下、広瀬叔功88本、呉昌征と中暁生が81本と、駿足で鳴らした選手が名前を連ねています。川上も駿足列伝に加えるべきではないでしょうか





 

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