2012年2月9日木曜日

14年 金鯱vsライオン 9回戦


9月6日 (水) 甲子園


1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 1 0 1 0 1 0 1 4 金鯱    24勝39敗2分 0.381 大宮清 古谷倉之助
0 2 0 0 0 0 0 0 0 2 ライオン 21勝39敗5分 0.350 福士勇


勝利投手 古谷倉之助 5勝12敗
敗戦投手 福士勇        9勝13敗


二塁打 (金)濃人、中村 (ラ)水谷
三塁打 (ラ)岡本、鈴木

金鯱、小刻みに加点


 ライオンは2回、先頭の岡本利之がセンター左奥に三塁打、玉腰年男が右前に先制タイムリーを放って1-0、山本尚敏の三ゴロをサードサード瀬井清が二塁に送球するがこれをセカンド五味芳夫が後逸する間に一走玉腰は三塁に、打者走者の山本も二塁に進み、鈴木秀雄四球で無死満塁、福士勇の左犠飛で2-0とする。

 金鯱は3回、先頭の中村輝夫がセンター左にヒット、佐々木常助が四球を選んで無死一二塁、トップに返り五味は三邪飛に倒れるが、濃人渉の右飛を捕球したライト水谷則一からの内野への返球が逸れる間に二走中村は三塁に進む、記録はライト水谷のエラー。二死一三塁となったとっころで鮮やかにダブルスチールを決めて1-2とする。

 金鯱は5回、二死後五味が四球を選んで出塁、濃人が左翼線にタイムリー二塁打を放って五味を迎え入れ2-2の同点に追い付く。

 ライオンは5回裏、一死後水谷が左越えに二塁打、鬼頭数雄の中前打で一死二三塁、続く岡本のカウントがツーボールナッシングとなったところでイーグルスベンチは先発の大宮清から古谷倉之助にスイッチ、岡本の二遊間寄りの二ゴロを捕球したセカンド五味は三走水谷を牽制しながら二塁ベースに入って一走鬼頭を二封、二死一三塁からディレードスチールを試みるが「1-3-5」と渡って三走水谷はタッチアウト。

 金鯱は7回、先頭の古谷が中前打で出塁、中村が投前に送りバントを決めて一死二塁、佐々木常助の三塁内野安打で一死一三塁、ここで一走佐々木がディレードスチールを試みるが三走古谷が三本間に挟まれる。しかしキャッチャー鈴木が落球する間に古谷がホームに還り3-2と逆転。

 金鯱は9回、一死後中村の当りは右翼線に飛び中村は二塁ベースを蹴って三塁に向かう。タイミングはアウトであったが中継のセカンド西端利郎からの三塁送球が悪送球となって三塁セーフ、佐々木の三ゴロの間に中村が還って4-2とする。


 金鯱は相手のミスを突きながら果敢な走塁を見せて小刻みに加点して快勝する。リリーフの古谷倉之助は4回3分の2を1安打無四球1三振無失点に抑える好投を見せて5勝目をあげる。

 ライオンは岡本利之をサードに起用せざるを得ないという苦しい台所事情で内野陣の立て直しが急務となってきた。



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