2013年2月25日月曜日

NO-HITTERS



 石田光彦が自身2度目のノーヒットノーランを記録しました。昭和11年以降のプロ野球ではこれが記念すべき10回目のノーヒットノーランとなります。2012年にBBM社から発行されたNO-HITTERSベースボールカードを眺めながら10回のノーヒットノーランを振り返ってみましょう。

 
 第1号は昭和11年9月25日のタイガース戦で澤村栄治が達成しました。当ブログが所有しているスコアブックは昭和12年以降なのでこの試合だけ実況中継できておりません。ということで、昭和11年10月15日発行「日本職業野球聯盟広報」第七号の画像もアップさせていただます。山本栄一郎が決勝タイムリーを放って勝利打点を記録しています。この画像が公開されるのは史上初めてのことでしょう。当ブログが所有している「聯盟広報(聯盟ニュース)」は鈴木惣太郎が所有していたものです。








 第2号も昭和12年5月1日の澤村栄治でした。



 
 
 
 
 
 第3号は昭和12年7月3日のスタルヒンです。通算最多完封勝利83試合の日本記録を持つスタルヒン唯一の無安打無得点でした。
 
 

 
 
 
 
 第4号は昭和12年7月16日の石田光彦でした。体型、フォームからも切れ味鋭いピッチングが想像できます。
 
 
 
 
 
 
 
 第5号は昭和14年11月3日の中尾輝三でした。この試合では10四球を与えています。
 
 
 
 
 
 
 第6号が昭和15年3月18日の亀田忠です。体型からも剛球がイメージできます。中尾には及びませんが9四球を与えています。
 
 
 
 
 
 
 
 第7号は昭和15年4月14日の浅野勝三郎でした。四球1個の準完全試合でした。
 
 
 
 
 
 
 第8号は昭和15年7月6日の自身3度目となる澤村栄治です。兵役から復帰して10キロ太った澤村が技巧派に転向して成し遂げた快挙でした。
 
 
 
 
 
 
 
 第9号が昭和15年8月3日の三輪八郎となります。タイガースは澤村に2度やられていましたので、ようやく雪辱を果たしました。満州リーグ初の快挙でした。
 
 
 
 
 
 
 
 
 第10号が昭和15年8月22日の自身2度目となる石田光彦です。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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