2012年6月21日木曜日

15年 阪急vsタイガース 1回戦


3月24日 (日) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 0 0 0 2 0 2 阪急      3勝3敗 0.500 森弘太郎 石田光彦
0 0 1 0 1 3 0 1 X 6 タイガース 3勝3敗 0.500 若林忠志

勝利投手 若林忠志 2勝1敗
敗戦投手 森弘太郎 2勝1敗

二塁打 (阪)山田 (タ)若林3

勝利打点 皆川定之 1

若林忠志3打席連続二塁打

 阪急はセカンドに左投げのフランク山田伝を起用する。

 タイガースは3回、一死後中田金一が左前打で出塁、代走に森国五郎を起用、トップに返りジミー堀尾文人の投ゴロでランナーが入れ替わり、堀尾が二盗を決めてキャッチャー池田久之の悪送球で三進、皆川定之が左翼線に先制タイムリーを放って1-0とする。

 タイガースは5回、先頭の若林忠志が右中間に二塁打、森が送りバントを決めて一死三塁、堀尾の中犠飛で2-0とする。

 タイガースは6回、一死後松木謙治郎の二ゴロをセカンド山田がエラー、カイザー田中義雄の三ゴロをサード黒田健吾は二塁に送球するが二塁ベースカバーに入った山田が連続エラーを犯して一死一二塁、岡田宗芳がワンスリーから四球を選んで一死満塁、富松信彦がストレートの押出し四球を選んで3-0、若林が左中間に二塁打を放って5-0と突き放す。

 阪急は8回、6回途中から森弘太郎をリリーフしている石田光彦がストレートの四球を選んで出塁、トップに返り中島喬は中飛に倒れるが、西村正夫がツースリーから四球を選んで一死一二塁、山田が左中間に走者一掃の二塁打を放って2-5とする。

 タイガースは8回裏、一死後若林が左中間に3打席連続の二塁打、パスボールで若林は三進、森の二ゴロの間に若林が還って6-2とする。

 若林忠志は7安打3四球2三振の完投で2勝目をあげる。打っても3打席連続二塁打を記録した。

 タイガースは初回、先頭の堀尾が二ゴロ、左投げのセカンド山田伝は軽快に捌いて一塁アウト、二死後本堂保次の二ゴロも無難に処理する。2回は左前打の田中を一塁に置いて岡田の二ゴロを二塁ベースカバーのショート上田藤夫に送球してフォースアウト。左投げですから当然二塁には投げ易い。6回には上記のとおり連続エラーを犯した。ランナー一塁でのサードゴロを併殺を焦って落球したものか。山田は結局4補殺、2刺殺、2失策を記録した。






               *若林忠志は7安打完投で2勝目をあげる。












             *若林は打っても3打席連続二塁打を記録する。













            *左投げのフランク山田伝は三番セカンドで出場する。













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