2011年3月30日水曜日

13年秋 阪急vsライオン 2回戦

9月17日 (土) 甲子園


1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 2 2 0 0 0 0 4 阪急       6勝3敗1分 0.667 石田光彦
0 1 0 0 0 0 0 0 2 3 ライオン 6勝6敗       0.500 近藤久 大友一明


勝利投手 石田光彦 3勝2敗
敗戦投手 近藤久     1勝2敗


二塁打 (ラ)菊矢


阪急二位に浮上


 本日の第二試合は正午ちょうどの試合開始。四連勝と波に乗るライオンは近藤久が先発、阪急は石田光彦の先発。

 ライオンは2回、この回先頭の中村三郎が四球で出塁、室井豊左前打で無死一二塁、中野隆雄が一塁線に送りバントを決めて一死二三塁、柳澤騰市の一ゴロでツーアウトとなるがファースト山下実はセカンドランナーの離塁が大きいとみて二塁に送球、この隙に三走中村がスタート、ショート上田藤夫からの本塁送球が悪送球となって1点を先制する。

 阪急は4回、この回先頭の上田藤夫が四球で出塁、黒田健吾との間でエンドランを敢行、黒田は綺麗に右前に弾き返し一三塁、黒田が二盗を決めて無死二三塁、ジミー堀尾文人は三振に倒れるが山下実が中前に2点タイムリーを放ち2-1と逆転する。

 阪急は5回、この回先頭の大原敏夫が中前打で出塁、石田の送りバントは一飛となるがトップに返りフランク山田伝の中前打で一死一二塁、ライオンはここで近藤から二番手大友一明にスイッチ、上田の二ゴロで山田は二封、上田は二盗を決めて黒田四球で二死満塁、ジミー堀尾が右前に2点タイムリーを放ち4-1と突き放す。

 6回以降、好調大友は阪急打線を無得点に抑える。石田の十字架投法も冴えて9回に突入。

 ライオンは9回、一死後室井が四球で出塁、中野のピッチャー強襲ヒットで一死一二塁、柳澤に代わる代打菊矢吉男が左翼線に二塁打を放って2-4、大友の右犠飛で3-4としてなお二死三塁でトップに返り坪内道則を迎えるが坪内は中飛に倒れてゲームセット。

 石田光彦は8安打2四球4三振の完投で今季3勝目をあげる。最終回の粘りがライオンの好調ぶりを物語っている。

山下実、ジミー堀尾文人両主砲の一打で阪急は二位タイガースに並ぶ。ライオンでは二度の得点に結び付けた室井豊のつなぎが目に付いた。

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