2011年3月26日土曜日

13年秋 金鯱vsライオン 1回戦

9月13日 (火) 西宮


1 2 3 4 5 6 7 8  9  計
0 1 0 1 0 0 0 0  0   2 金鯱       1勝6敗 0.143 中山正嘉
2 0 0 0 0 0 0 0 1X  3 ライオン 4勝5敗 0.444 近藤久


勝利投手 近藤久     1勝1敗
敗戦投手 中山正嘉 0勝3敗


二塁打 (金)中山


鬼頭数雄、サヨナラ打


 ライオンは初回、先頭の坪内道則は三ゴロに倒れるが、山本尚敏、鬼頭数雄が連続四球、水谷則一の左前打で一死満塁と先制のチャンスを迎える。続く中村三郎の遊ゴロをショート瀬井清が一塁に悪送球、更に二走鬼頭もホームを狙うとファースト古谷倉之助の本塁送球がキャッチャー松元三彦の頭上を越えるダブルエラーとなり2点を先制する。

 金鯱は2回、この回先頭の小林茂太が左前打で出塁、古谷の当りは二ゴロ、セカンド山本からショート中野隆雄への送球が悪送球となって無死一二塁、中山の送りバントの構えにファースト中村は前進守備をとるが中山のプッシュバントが中村の頭上を越えてライト戦に転がる二塁打となって小林茂が還って1-2としてなお無死二三塁、しかしここは近藤久が踏ん張って松元、武笠茂男は連続三振、岡野八郎四球で二死満塁とするが五味芳夫は遊ゴロに倒れる。

 金鯱は4回、この回先頭の中山が中前打で出塁、松元、武笠が連続四球で無死満塁、岡野の投ゴロで三走中山は本封されて一死満塁、トップに返り五味が今度は右前にタイムリーを放って2-2と同点に追い付くが、続く佐々木常助は三振、瀬井は三ゴロに倒れる。金鯱は2回と4回の攻撃でもう一押しできなかったことが敗因となる。

 その後は近藤久、中山正嘉の投げ合いが続く。金鯱は8回、この回先頭の古谷が中前打で出塁、中山が送って一死二塁、松元は三ゴロに倒れ、二走古谷は一塁送球の隙を突いて三塁に走るがファースト中村からサード柳澤騰市に送球されてタッチアウト、5-3-5の変則ダブルプレーとなる。

 金鯱は9回表、先頭の武笠が四球で出塁、岡野の投前送りバントが野選を誘い無死一二塁、しかし五味の送りバントが捕前のゴロとなってキャッチャー室井豊は三塁に送球、フォースアウトからサード柳澤は二塁ベースカバーのセカンド山本に送球、2-5-4と渡るダブルプレーを鮮やかに完成させて二死一塁、佐々木は中飛に倒れてこの回無得点。

 ライオンは9回裏、一死後近藤が右前打で出塁、坪内三振で二死一塁、山本が左前打でつないで二死一二塁、最後は鬼頭が中前にサヨナラタイムリーを放ってライオンが打っ棄る。

 このところ各チームとも継投策が目立つ中、本日は近藤と中山が完投。近藤久は7安打4四球5三振で今季1勝目。中山も6安打6四球7三振の力投を見せたが今季3連敗。

 本日のお立ち台はサヨナラヒットの鬼頭数雄と完投及びサヨナラのホームを踏んだ近藤久となったが、隠れたヒーローは9回の守備で捕前バントにダッシュよく飛び出して2-5-4のゲッツーを決めた室井豊である。

0 件のコメント:

コメントを投稿