2011年3月5日土曜日

13年秋 ライオンvsセネタース 1回戦

8月27日 (土) 後楽園


1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
1 0 0 1 0 2 0 0 0 4 ライオン     1勝0敗 1.000 菊矢吉男
1 0 0 2 0 0 0 0 0 3 セネタース 0勝1敗 0.000 村沢秀雄 浅岡三郎


勝利投手 菊矢吉男 1勝0敗
敗戦投手 浅岡三郎 0勝1敗


二塁打 (ラ)柳澤 (セ)尾茂田、佐藤


鬼頭数雄、決勝の逆転タイムリー


 ライオンは初回、坪内道則、大友一明が連続四球、鬼頭数雄の右前打で無死満塁、兵役から戻ってきた四番中村三郎の復帰初打席は三振、桜井七之助が押出し四球を選んで1点を先制する。
 セネタースは1回裏、一死後家村相太郎が四球で出塁して盗塁、二死後尾茂田叶が左中間に二塁打を放って1-1の同点とする。

 ライオンは4回、一死後柳澤騰市の捕ゴロをキャッチャー佐藤がエラー、ボークで佐藤は二進、トップに返り坪内は二飛に倒れるが大友がセンター右にタイムリーを放って2-1とする。

 セネタースは4回裏、この回先頭の尾茂田叶が右前打で出塁、横沢七郎の捕前送りバントをキャッチャー原一朗がエラーして無死一二塁、磯野政次の右邪飛で二走尾茂田は三進、青木幸造三振、佐藤のピッチャー強襲ヒットで尾茂田が還って2-2の同点、更にバックアップしたショート中野隆雄が一塁に悪送球する間に二走横沢も還って3-2と逆転に成功する。

 ライオンは6回、この回先頭の原が四球で出塁、続く中野のカウントがワンスリーとなったところでセネタースは先発の村沢秀雄に代えて浅岡三郎を投入する。中野は結局ツースリーから四球を選び無死一二塁、与四球は村沢に記録される。更に柳澤の三前バントが内野安打となって無死満塁、浅岡は坪内を二飛、大友を遊飛に打ちり二死満塁となるが、鬼頭が右翼線に逆転タイムリーを放って4-3とする。

 菊矢吉男は5回以降を1安打に抑えて結局、5安打3四球6三振の粘りのピッチングを見せて今季1勝目をあげる。決勝の4点目のホームを踏んだ中野隆雄の打席ではワンスリーで村沢から浅岡に交代して中野が四球で出塁しており、与四球は村沢秀雄に記録されるため4点目の自責点は村沢に記録されるので現行ルールでは村沢が敗戦投手となるが、公式記録では浅岡三郎に敗戦が記録されている。

 柳澤騰市が4打数3安打で一度の凡退も捕失となって塁に出てボークで進塁して生還しており、二本目の内野安打も鬼頭の逆転打を呼び込む貴重な一打となるなどラッキーボーイ的活躍であった。一方、セネタースはヒットを打ったのが4打数3安打の四番尾茂田叶と2打数2安打の八番佐藤武夫の二人だけでは得点は伸びない。

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