2025年10月27日月曜日

22年 金星vs阪急 12回戦

7月28日 (月) 甲子園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 0 0 1 0 0 1 金星 24勝39敗1分 0.381 重松通雄 
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 阪急 30勝33敗2分 0.476 野口二郎

勝利投手 重松通雄   9勝7敗 
敗戦投手 野口二郎 10勝11敗

二塁打 (金)中村
本塁打 (金)大友一明 4号

勝利打点(金)大友一明 4


大友一明、今季4本目の決勝本塁打

 甲子園の第1試合は重松通雄と野口二郎の先発で午後1時35分、二出川球審の右手が上がりプレイボール。

 金星は6回まで1安打無得点。阪急は6回まで2安打無得点。

 重松と野口二郎の投げ合いで試合は0対0のまま終盤へと向かう。

 金星は7回表、先頭の大友一明がワンストライクからの2球目をレフトスタンドに第4号ホームラン、1点を先制する。

 重松通雄はこの1点を守り切り、3安打4四球1三振で今季5度目の完封、9勝目をマークする。完封数では、現在17勝でハーラートップ別所昭の6度に次ぐ二位である。

 大友一明が、この試合両軍唯一の得点となる決勝本塁打を放った。大友は6月1日の阪急戦でもこの日と同様、野口二郎から決勝の逆転ツーランを放った。この時の勝利投手も重松だった。

 大友は4個目の勝利打点を記録したが、全て決勝ホームランである。

 今季、ここまでリーグ全体で133本の本塁打が記録され、その内決勝本塁打は14本であるが、複数の決勝本塁打を打っているのは大友一明の4本だけで、残りの10本は10人が1本ずつを打っている。

 大友は昭和11年のプロ野球初年度から在籍しているが、昨年までの通算本塁打数は3本だけで、今季の4本塁打が全て決勝本塁打という神懸かり的な活躍を見せている事実は、当ブログが発掘するまで語られたことはない。

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