2025年10月11日土曜日

22年 大阪vs中日 12回戦

7月26日 (土) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 1 0 0 0 0 0 1 大阪 42勝19敗1分 0.689 武智修 梶岡忠義 
0 0 1 0 0 1 0 1 X 3 中日 35勝24敗1分 0.593 服部受弘

勝利投手 服部受弘 10勝3敗 
敗戦投手 武智修      4勝3敗

二塁打 (中)三村
本塁打 (中)服部受弘 2号、加藤正二 2号

勝利打点(中)加藤正二 3


加藤の乱

 後楽園の第2試合は武智修と服部受弘の先発で午後2時50分、島球審の右手が上がりプレイボール。

 中日は3回裏、先頭の服部の当りは鋭いライナーでセンターに飛び、呉昌征が突っ込んでくるが捕れず、打球はセンター後方に抜けて行き服部はダイヤモンドを一周してホームイン、ランニングホームランとなって1点を先制する。

 大阪は4回表、先頭の富樫淳がチーム初ヒットを左前に運んで出塁、藤村富美男の三ゴロの間に富樫は二進、土井垣武は死球を受けて一死一二塁、本堂保次の二ゴロをセカンド金山次郎が一塁に悪送球する間に二走富樫が還って1-1の同点に追い付く。

 中日は6回裏、二死後今季初めて四番に起用された加藤正二がレフトスタンドに第2号ホームランを叩き込んで2-1と勝ち越す。

 中日は8回裏、先頭の古川清蔵が四球で出塁、金山が送って一死二塁、大沢清が珍しく引っ張って遊ゴロの間に二走古川は三進、加藤が右前にタイムリーを放ち貴重な追加点、3-1とリードを広げる。

 服部受弘は5回以降大阪打線を無安打に抑え、1安打2四球1死球4三振、自責点ゼロの完投で10勝目をマークする。

 加藤正二は強竜打線の中心選手であるが今季は余り目立っていなかった。今季初めて四番に座って決勝本塁打と追撃のタイムリーを放ち爆発した。

 2025年の政局は、高市早苗氏が初めて自民党の総裁となって史上初の女性総理誕生が期待されたが、公明党の連立離脱により混沌とした状況になってきた。株式市場は「高市トレード」に沸き返ったが一転、昏迷状態が予想されている。

 近年の政局でインパクトのある事件と言えば2000年11月に勃発した「加藤の乱」が印象的であった。森内閣に突き付けられた野党からの不信任案に加藤紘一氏が同調の動きを見せて政局が一気に混迷したのである。

 本日爆発した加藤正二も、今季終了後は赤嶺旋風に乗って球界に風雲を巻き起こすことになる。

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