2020年3月26日木曜日

21年 セネタースvs巨人 6回戦


6月28日 (金) 後楽園 

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計 
2 0 1 3 0 0 0 0 0 6 セ軍 14勝22敗 0.389 白木義一郎 
1 0 0 0 3 0 0 0 X 4 巨人 23勝11敗1分 0.676 中尾輝三 

勝利投手 白木義一郎 7勝7敗
敗戦投手 中尾輝三     3勝3敗 

二塁打 (セ)飯島2 (巨)呉新亨、黒沢

勝利打点 (セ)飯島滋弥 5


「大下・川上時代」の始まり

 本日は後楽園で2試合のみ。第1試合は白木義一郎と中尾輝三の先発で午後1時丁度、桝主審の右手が上がりプレイボール。

 この日はプロ野球への復帰を渋っていた川上哲治が戦後初登場。


 セ軍は初回、先頭の一言多十が四球を選んで出塁、横沢七郎の右前打で無死一二塁、飯島がライト線に二塁打を放ち1点を先制、大下は四球で無死満塁、白木の右犠飛で幸先よく2点を先制する。この後は長持と熊耳が連続三振。


 巨人は1回裏、先頭の呉新亨がライト線に二塁打、山川のニゴロが進塁打となって一死三塁、千葉の中犠飛で1-2とする。


 セ軍は3回表、先頭の大下が四球を選んで出塁、一死後長持も3球ファウルで粘って四球、熊耳も四球で一死満塁、石原光男の三ゴロの間に三走大下が還って3-1とする。


 セ軍は4回表、先頭の一言が一塁線にヒット、横沢は捕邪飛に倒れるが、飯島がレフト線に二塁打を放って一死二三塁、このチャンスに大下が左前に2点タイムリーを放ち5-1、二死後大下が二盗を決め、長持が中前にタイムリーを放ち6-1とリードを広げる。


 巨人は5回裏、一死後呉新亨、山川、千葉の3連続右前打で満塁として、黒沢が左中間に走者一掃の二塁打を放ち4-6と追い上げる。


 白木義一郎は6回以降巨人打線をパーフェクトに抑え込み、7安打2四球1三振の完投で7勝目をマークする。


 中尾輝三も完投したが7四球と、戦後になっても荒れ球は健在。


 飯島が2本の2塁打で勝利打点をあげ、大下が2安打2打点、白木が完投勝利と、役者が揃ってセ軍は4連勝。昨日、勝率で中部を1厘上回って最下位を脱出したが、勢いが付いてきた。特に大下に当りが出てきたのが大きい。


 戦後初出場の五番ファースト川上は、左飛、二飛、捕邪飛、右飛で4打数ノーヒット。


 戦前の「巨人一強時代」から、戦後の「大下・川上時代」への移行を印象付ける試合となった。「歴史の転換点」というのは、こういうものですね。



0 件のコメント:

コメントを投稿