2018年7月2日月曜日

19年 朝日vs阪急 3回戦


5月21日 (日) 西宮

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
1 0 1 0 0 1 0 1 0 4 朝日 4勝10敗1分 0.286 内藤幸三
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 阪急 8勝7敗 0.533 笠松実 大平茂

勝利投手 内藤幸三 3勝5敗
敗戦投手 笠松実    4勝4敗

二塁打 (朝)内藤、菊矢

勝利打点 内藤幸三 1

猛打賞 (朝)内藤幸三 1、菊矢吉男 1


内藤幸三、完封、勝利打点、猛打賞

 朝日は初回、二死後三番・坪内道則が三前にセーフティバントを決めると二盗に成功、四番ピッチャー・内藤幸三がライト線に二塁打を放って1点を先制する。

 朝日は3回、二番・仁木安が四球を選ぶと二盗に成功、坪内の遊ゴロの間に仁木は三進、ここで内藤が2打席連続となるタイムリーを右前に放ち2-0とする。

 朝日は6回、六番・桜沢三郎が三前にセーフティバントを決めて出塁、この日3年ぶりに復帰した菊矢吉男が左前打を放って無死一二塁、大島渡が送りバントを決めて一死二三塁、田端美夫がスクイズバントを決めて3-0とリードを広げる。

 朝日は8回、五番・広田修三が中前打を放って出塁、桜沢の投ゴロでランナーが入れ替わり、菊矢が右前打を放って一死一二塁、大島渡の三ゴロをサード伊藤健一が二塁に送球するがセカンド上田藤夫が落球して一死満塁、田端の三ゴロで三走桜沢が還って4-0、このプレーで二走菊矢は「5-6C」で三封された。田端には打点が記録されている。この記録だけではどのようなプレーであったか判断は難しいが、試合から遠のいている菊矢のスタートが遅れた可能性が考えられる。

 内藤幸三は5安打2四球6三振で今季初完封、3勝目をあげる。打っても決勝打を含む5打数3安打2打点で勝利打点と猛打賞を記録した。

 菊矢吉男が昭和16年以来3年ぶりに復帰、いきなり4打数3安打で猛打賞を記録した。菊矢は戦争の時代を生き残り、戦後は富田林高校の野球部監督を務め、ナインを甲子園に導くこととなる。

 

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