2018年11月18日日曜日

19年 近畿vs産業 6回戦


7月10日 (月) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 2 2 0 0 2 0 0 0 6 近畿 5勝14敗1分 0.263 清水秀雄
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 産業 7勝12敗1分 0.368 森井茂

勝利投手 清水秀雄 3勝6敗
敗戦投手 森井茂     5勝9敗

二塁打 (近)岡村、丸山
本塁打 (近)八木 1号

勝利打点 八木進 1


八木進、生涯唯一の本塁打

 近畿は2回、一死後八木進がレフトスタンドに先制ホームラン、続く木下勇の遊ゴロをショート金山次郎が一塁に悪送球、丸山二三雄の右前打で一死一三塁、松川博爾の右前タイムリーで2-0とする。

 近畿は3回、一死後堀井数男が三塁にヒット、清水の右前打で一走堀井が三塁に走り、ライト野口正明が三塁に送球するがこれが悪送球、堀井がホームに還って3-0、三塁カバーに入ったピッチャー森井茂の本塁送球も悪送球となって打者走者の清水は三塁に進み、岡村俊昭は二ゴロに倒れて二死三塁、八木がレフト線にタイムリーを放って4-0とする。

 近畿は6回、先頭の丸山が右中間に二塁打、松川の中前打で無死一三塁、トップに返り加藤喜作がスクイズバントを決めて5-0、吉川義次は三ゴロに倒れて二死三塁、堀井の三塁へのタイムリーで6-0としてダメ押す。

 近畿先発の清水秀雄は5四球1死球を出しながら産業打線を3安打に抑えて今季2度目の完封、3勝目をあげる。 

 カロリン諸島ポナペ島出身の八木進が決勝本塁打を放った。八木は今期フル出場を果たすが応召し、戦死することとなる。八木にとって、プロ野球公式戦での唯一のホームランであった。

 

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