2018年10月18日木曜日

19年 産業vs近畿 5回戦


7月9日 (日) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
4 0 0 0 0 0 1 0 0 5 産業 7勝11敗1分 0.389 森井茂
0 0 0 0 0 0 0 1 1 2 近畿 4勝14敗1分 0.222 中本政夫

勝利投手 森井茂     5勝8敗
敗戦投手 中本政夫 2勝8敗

二塁打 (産)藤原

勝利打点 藤原鉄之助 1


森井茂、自責点ゼロの完投

 産業は初回、先頭の小坂三郎が四球で出塁、鈴木秀雄が死球を受けて無死一二塁、加藤正二は左飛に倒れるが、金山次郎が四球を選んで一死満塁、藤原鉄之助の中飛をセンター岡村俊昭が落球、三走小坂はタッチアップから生還、この得点には「自責点」が記録されていることから、藤原の中飛失は当ブログルールに則り「犠飛」と記録される。この当時は公式記録では「犠飛」は記録されていませんが、「中飛失」で「自責点」が記録されているということは、山内以九士公式記録員は「犠飛」を意識した上で「中飛失」であるにもかかわらず「自責点」を記録したと推測されます。

 野口正明が中前打で続いて2-0、なお一死満塁から松尾幸造が右前に2点タイムリーを放ち4-0とする。

 産業は7回、一死後加藤が遊失に生き、金山は二飛に倒れて二死一塁、藤原の左中間二塁打で加藤が生還して5-0とする。

 近畿は8回、一死後松川博爾の三ゴロをサード井上嘉弘が一塁に悪送球、トップに返り加藤喜作の左前打で一死一二塁、吉川義次の当りは三ゴロ、これを又もサード井上が一塁に悪送球する間に二走松川がホームに還り1-5とする。

 近畿は9回、先頭の岡村が右中間にヒット、八木進の三ゴロをサード井上がエラー、井上は2イニングで3失策、荒木正が四球を選んで無死満塁の大チャンス、中本政夫に代わる代打木下勇は浅い右飛に倒れて一死満塁、松川の三ゴロ併殺崩れの間に三走岡村が還って2-5とするが、トップに返り加藤が三ゴロに倒れてゲームセット。

 森井茂は6安打2四球4三振2失点、自責点ゼロの完投で5勝目をあげる。
 中本政夫も9回を完投して森井茂と同じく被安打は6本であったが、6四死球を与えたことが敗因となった。

 

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