2018年12月24日月曜日

19年 産業vs巨人 6回戦


7月16日 (日) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
2 0 1 1 0 0 0 0 1 5 産業 9勝13敗1分 0.409 野口正明
0 0 0 0 0 1 1 0 0 2 巨人 13勝8敗2分 0.619 中村政美

勝利投手 野口正明 3勝3敗
敗戦投手 中村政美 0勝1敗

二塁打 (産)藤原 (巨)川畑、黒沢
本塁打 (産)松尾 1号

勝利打点 藤原鉄之助 2

猛打賞 (産)藤原鉄之助 1、松尾幸造 1 


巨人5連敗

 産業は初回、一死後鈴木秀雄がストレートの四球で出塁、加藤正二は中飛に倒れるが、金山次郎が三遊間を破って二死一二塁、藤原鉄之助のライトオーバー二塁打で二者還り2点を先制する。

 産業は3回、一死後鈴木が四球を選ぶと二盗に成功、加藤は三邪飛に倒れて二死二塁、金山の三ゴロをファースト近藤貞雄が落球して二死一三塁、藤原が左前に2打席連続となるタイムリーを放って3-0とリードを広げる。

 産業は4回、先頭の松尾幸造がライトスタンドにホームランを叩き込んで4-0と突き放す。

 巨人は産業先発野口正明の前に5回まで5安打を放ちながら無得点。

 巨人は6回、一死後川畑博が左中間に二塁打、近藤が左前にタイムリーを放って1点を返す。

 巨人は7回、先頭の杉江繁雄がセンター右にヒット、トップに返り黒沢俊夫の右中間二塁打で無死二三塁、呉新亨が四球を選んで無死満塁、藤本英雄は遊飛に倒れるが、中村政美の中犠飛で1点返し2-4と詰め寄る。

 産業は9回、先頭の金山の当りは三ゴロ、これをサード宮下信明がエラー、藤原の左前打で無死一二塁、野口正明の捕前バントにキャッチャー川畑がダッシュ良く飛び出し二走金山は三封、一死一二塁から松尾が右前にタイムリーを放って5-2としてダメ押す。

 野口正明は9安打を打たれながらも3四球4三振で完投、3勝目をマークする。

 藤原鉄之助が2本のタイムリーを含む猛打賞と勝利打点を記録。同じく猛打賞の松尾幸造も本塁打とタイムリーで2打点を上げて「並列の殊勲打」であった。このコンビは7月9日の近畿戦でも藤原が勝利打点、松尾が並列の殊勲打をマークしている。

 巨人は元気なくこれで5連敗。須田博が軽井沢に幽閉された影響が大きい。

 

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