2017年7月17日月曜日

18年 大和vs巨人 9回戦


9月25日 (土) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 3 0 0 0 0 1 4 大和 28勝32敗5分 0.467 畑福俊英
0 0 0 0 0 0 0 1 0 1 巨人 43勝21敗2分 0.672 中村政美

勝利投手 畑福俊英 9勝5敗
敗戦投手 中村政美 2勝5敗

二塁打 (和)金子 (巨)小暮、川畑
三塁打 (和)呉新亨

勝利打点 小松原博喜 4


畑福俊英、4安打完投

 3回までノーヒットの大和は4回、先頭の小島利男が四球を選んで出塁、高橋吉雄の三ゴロをサード小池繁雄が二塁に送球するがセカンド坂本茂が後逸する間に小島は三塁、打者走者の高橋も二塁に進んで無死二三塁、鈴木秀雄のニゴロで走者は動かず坂本が一塁に送球して一死二三塁、しかし巨人ベンチは坂本の動きが悪いと見てセカンドを大屋克己と交代、小松原博喜が右前に先制タイムリーを放って1-0、小松原が二盗を決めて一死二三塁、畑福俊英の右犠飛で2-0、ライト中島治康からのバックホームが悪送球となり、タッチアップから三塁に進んでいた二走小松原もホームに還って3-0とする。

 巨人打線は大和先発・畑福の巧投に抑え込まれ、初回に二死から小暮力三が二塁打を放ってからは凡打を繰り返し2回~5回は三者凡退。6回、先頭の川畑博が左前打を放つが小池の遊ゴロが「6-4-3」と渡ってダブルプレー。7回も一死後白石敏男が左前打を放つが、小暮は中飛、青田昇もニゴロに倒れて無得点。

 巨人は8回、一死後中村政美がストレートの四球で出塁、川畑が右中間を破る二塁打を放って一死二三塁、小池に代わる代打藤本英雄の遊ゴロの間に三走中村が還って1点を返し1-3とする。

 大和は9回、先頭の呉新亨が左中間に三塁打、トップに返り木村孝平が中前にタイムリーを放ち4-1とダメ押す。

 畑福俊英は4安打1四球2三振1失点の完投で9勝目をあげる。かつては巨体からの剛速球を武器にしていたが、戦場から復帰後はナックルを駆使する技巧派に転身して新境地を開いている。専修大学出身の畑福は、戦後は専修大学松戸高等学校(専大松戸)の野球部黎明期の監督を務め、2015年に甲子園初出場を果たすこととなる専大松戸高校野球部の礎を築いたのである。

 

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