2017年7月9日日曜日

18年 南海vs朝日 9回戦


9月24日 (金) 西宮

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 南海 23勝40敗2分 0.365 別所昭
3 0 4 0 0 0 0 0 X 7 朝日 32勝26敗6分 0.552 真田重蔵

勝利投手 真田重蔵 9勝9敗
敗戦投手 別所昭   14勝21敗

二塁打 (朝)早川

勝利打点 中谷順次 5


真田重蔵、2試合連続完封

 朝日は初回、一死後森本清三が四球を選んで出塁、続く酒沢政夫もツースリーから2球ファウルで粘って四球を選び一死一二塁、中谷順次が中前に先制タイムリーを放って1-0、一走酒沢は三塁に進み、打者走者の中谷も送球にお隙を突いて二塁に進んで一死二三塁、小林章良がセンター左に2点タイムリーを放ちこの回3点を先制する。

 朝日は3回、一死後中谷、小林が連続四球、大友一明の右前打で一死満塁、林安夫の遊ゴロをショート長谷川善三がエラーして4-0、林には打点が記録される。更に早川平一が押出し四球を選んで5-0、真田重蔵は浅い中飛に倒れるが、トップに返り坪内道則が左前に2点タイムリーを放って7-0と大量リードする。

 9月21日の朝日戦で2安打完封を飾った真田重蔵はこの日も快調なピッチングを見せ、5安打4四球4三振で2試合連続完封、9勝目をあげる。

 朝日の主砲に成長した中谷順次が決勝打を放った。中谷は戦後も長く活躍し、通算1,083安打を記録することになる。二塁打が多く通算225本、昭和18年は最多二塁打を記録している。


*2試合連続完封・真田重蔵の直筆サインカード。


*決勝打を放った中谷順次(演男)の直筆サインカード。


 

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