2016年5月12日木曜日

18年 巨人vs阪神 2回戦


4月25日 (日) 甲子園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 0 0 0 2 0 2 巨人 4勝6敗1分 0.400 藤本英雄 川畑博
0 1 0 0 0 3 0 2 X 6 阪神 7勝4敗 0.636 三輪八郎
勝利投手 三輪八郎 3勝2敗
敗戦投手 藤本英雄 2勝3敗

二塁打 (神)平林
三塁打 (神)門前

勝利打点 平林栄治 1


平林栄治、決勝二塁打

 阪神は2回、門前真佐人、大島渡が連続三振、続く野口昇はストレートの四球、平林栄治の左中間二塁打で野口が還り1点を先制、三輪八郎も左前打を放って二死一三塁、ここでダブルスチールを敢行するが「2-6-2」と転送されて平林は本塁寸前でタッチアウト。

 阪神は6回、先頭の塚本博睦の遊ゴロをショート白石敏男がエラー、金田正泰が送って一死二塁、玉置玉一が四球を選んで一死一二塁、続く山口政信の打席でピッチャー藤本英雄がワイルドピッチを犯して一死二三塁、更に連続ワイルドピッチで三走塚本が還り2-0、山口の右前タイムリーで3-0、門前の遊ゴロで山口は二封、セカンド坂本茂はゲッツーを狙って一塁に送球するが大暴投となって打者走者の門前は二塁に進み、大島の中前タイムリーで4-0とリードを広げる。

 巨人は8回、先頭の伊藤健太郎の三ゴロをサード玉置がエラー、坂本の遊ゴロで伊藤は二封、多田文久三が四球を選んで一死一二塁、小池繁雄は三振に倒れて二死一二塁、川畑博の三ゴロを玉置が一塁に大暴投する間に二走坂本に続いて一走多田も還り2-4と詰め寄る。

 阪神は8回裏、一死後玉置が三塁線にセーフティバントを決めて出塁し前回タイムリーエラーの雪辱、山口は二飛に倒れるが門前の三塁内野安打で二死一二塁、大島が四球を選んで二死満塁、野口がライト線に2点タイムリーを放って6-2、再び4点差として試合を決める。

 三輪八郎は6安打6四球7三振2失点、自責点ゼロの完投で3勝目をあげる。


 ルーキーシーズンの昨年は勝率10割だった藤本英雄は7四球2暴投の乱調で今季早くも3敗目を喫す。


 決勝二塁打を放った平林栄治は松本商業の出身で中島治康の11年後輩、今季を最後に応召して戦死することとなる。


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