2015年2月20日金曜日

17年 南海vs大洋 6回戦


6月15日 (日) 札幌

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
1 0 1 0 0 0 0 0 1 3 南海 25勝13敗 0.658 神田武夫
0 0 1 0 0 0 0 0 0 1 大洋 22勝13敗3分 0.629 三富恒雄 野口二郎

勝利投手 神田武夫 14勝5敗
敗戦投手 三富恒雄   7勝5敗

二塁打 (南)国久、八木

勝利打点 岡村俊昭 6(3試合連続)


岡村俊昭、3試合連続勝利打点

 南海は満を持して神田武夫が夏季初登板、大洋は野口二郎ではなく三富恒雄で応戦する。

 南海は初回、先頭の国久松一が右前打で出塁、猪子利男が中前打で続いて無死一二塁、北原昇が投前に送りバントを決めて一死二三塁、岩本義行は歩かされて一死満塁、岡村俊昭の左犠飛で1点を先制する。

 南海は3回、先頭の国久がセンター左奥に二塁打、猪子が死球を受けて1回に続いて無死一二塁、北原が又も投前に送りバントを決めて一死二三塁、岩本は又も歩かされて一死満塁、岡村が又も中犠飛を打ち上げて2-0、初回と全く同じ得点経過であった。

 大洋は3回裏、二死後織辺由三が左前打、この打球をレフト国久が後逸、織辺は二塁に走り国久がセカンドに送球、これが大暴投となる間に織辺が一気にホームを陥れて1-2とする。本日の殊勲者国久のダブルエラーが記録された。

 大洋は1点ビハインドの5回から先発の三富に代えて野口二郎をマウンドに送り込む。

 南海は9回、先頭の中野正雄がレフト線にヒット、神田は中飛に倒れるが中野が二盗に成功、八木は三振に倒れるが、柳鶴震が左前にタイムリーを放って貴重な追加得点をあげる。

 ここまで2安打の大洋は9回裏、先頭の中村信一が左前打、織辺は左飛に倒れるが濃人渉が中前打、野口明も中前打で続いて一死満塁、長打が出れば逆転サヨナラという場面を迎えたが、村松長太郎は浅い左飛、浅岡三郎は捕邪飛に倒れてゲームセット。


 神田武夫は5安打1四球無三振1失点、自責点ゼロの完投で14勝目をあげる。4回~8回は5イニング連続三者凡退、2回も三者凡退に抑えているので一試合6個の三者凡退を記録した。9回は3本のヒットを打たれたが9回の追加点が大きく、逃げ切ることができた。


 2打席連続犠牲フライを打ち上げた岡村俊昭が北海道シリーズで3試合連続勝利打点を記録した。正確には調べていませんが、プロ野球新記録の可能性が高い。何れきちんと調べます。「北海道で3試合連続勝利打点」が空前絶後の大記録であることは間違いない。




 

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