2014年10月30日木曜日

17年 南海vs阪神 4回戦


4月25日 (土) 甲子園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 2 2 0 0 0 0 4 南海 12勝4敗 0.750 神田武夫
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 阪神   6勝8敗1分 0.429 木下勇 御園生崇男

勝利投手 神田武夫 8勝1敗
敗戦投手 木下勇     1勝2敗

二塁打 (南)岡村 (神)金田
三塁打 (南)岡村 (神)御園生

勝利打点 室井豊 4

ファインプレー賞 (南)北原昇 1


神田武夫11連投!

 日程が1日空いて遂に神田武夫は11連投となる先発。

 南海は1回、3回とスコアリングポジションにランナーを送りながら無得点。

 南海は4回、一死後岡村俊昭がセンターオーバーの三塁打、室井豊の左犠飛で1点を先制、更に中野正雄が四球を選んで出塁、神田が中前打を放ち二死一二塁、柳鶴震も四球を選んで二死満塁、トップに返り国久松一の三塁内野安打で三走中野が還り2-0とする。

 南海は5回、先頭の北原昇が右前打を放って出塁、岩本義行は一飛に倒れるが、岡村がライト線に二塁打を放って一死二三塁、室井は浅い中飛に倒れるが、中野の三塁内野安打で三走北原が還り3-0、サード玉置玉一からの一塁送球が悪送球となる間に二走岡村も還って4-0とリードを広げ、力投を続ける神田を援護する。

 神田武夫は初回、一死後松尾五郎に三塁内野安打を許し松尾は二盗に成功、カイザー田中義雄の三ゴロで松尾は三進、土井垣武に四球を与えて二死一三塁のピンチを迎えるが、ダブルスチールをキャッチャー室井とセカンド北原が「2-4-2」で刺してスリーアウトチェンジ。2回は先頭の松本貞一にピッチャー強襲ヒットを許すが玉置を二ゴロ併殺に打ち取る。3回も先頭の野口昇に中前打を許し、金田正泰に送られて一死二塁、しかしトップに返り上田正を中飛、松尾も中飛に打ち取り無失点。

 4回は一死後土井垣の遊ゴロをショート猪子利男がエラーするが、松本の二ゴロをセカンド北原がファインプレーで一走土井垣を二塁に刺してピンチを未然に防ぐ。5回に金田に二塁打、7回に御園生崇男に三塁打を打たれるが何れも二死からで無失点。8回も二死後松尾を四球で歩かせるとキャッチャー室井がパスボールと打撃妨害を立て続けに犯して二死三塁とするが渾身の投球で四番・土井垣を三振に打ち取る。


 神田武夫は最終回を三者凡退に抑え、5安打2四球4三振で今季3度目の完封、8勝目をあげてハーラーダービーを独走する。


 神田はこの試合で11連投となったが、昭和47年に南海の後輩・佐藤道郎が11連投を記録しているようで、これが日本記録かもしれません。詳しくは現在調査中です。佐藤道の記録はブログ界でお馴染の「タバトモ」さんが解明してくれる予定です。







*11連投の神田武夫は多数のピンチを迎えながら今季3度目の完封で8勝目をマークする。

















 

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