2013年12月24日火曜日

16年 南海vs 阪神 5回戦


6月21日 (土) 甲子園

1 2 3 4 5 6 7 8 9  計
0 0 2 3 0 2 0 0 1  8 南海 13勝16敗 0.448 神田武夫  
0 0 0 0 1 0 0 0 0  1 阪神 16勝13敗 0.552 藤村隆男 若林忠志 渡辺誠太郎 松本貞一

勝利投手 神田武夫 8勝6敗
敗戦投手 藤村隆男 5勝3敗

二塁打 (南)岩本
三塁打 (神)宮崎

勝利打点 安井鍵太郎 2 


安井鍵太郎、決勝の先制タイムリー

 春季シリーズ終盤の南海は故障の国久松一の穴を猪子利男が埋めてきたが、夏季シリーズ開幕戦は一番セカンドに国久が復帰してきた。


 南海は3回、先頭の国久が四球から二盗に成功、安井鍵太郎がセンター右にタイムリーを放って1点を先制、バックホームの間に安井は二塁に進み、岩本義行が死球を受けて無死一二塁、鬼頭数雄の二ゴロで岩本は二封されて一死一三塁、村上一治の二ゴロの間に三走安井が生還して2-0とする。

 南海は4回、先頭の木村勉が四球で出塁、阪神ベンチはここで先発の藤村隆男から若林忠志にスイッチ、しかし前田貞行が左前打、神田武夫も右前打を放って無死満塁、トップに返り国久の中犠飛で3-0、安井は浅い左飛に倒れるが岩本が右翼線に二塁打を放って二者還り5-0とリードを広げる。

 阪神は5回から渡辺誠太郎がプロ入り初登板、3四球を出すが木村を遊ゴロ併殺に打ち取るなどして無失点で切り抜ける。

 阪神は5回裏、先頭の野口昇が中前打、トップに返り宮崎剛が右中間に三塁打を放って1-5とする。

 阪神は6回から渡辺に代えて四番手として松本貞一をマウンドに送る。


 南海は6回、二死後岩本が三失に生き、鬼頭の右前打で二死一三塁、キャッチャーカイザー田中義雄からの三塁送球に三走岩本は三本間に挟まれるがサード野口からの送球を田中が落球する間に岩本がホームインして6-1、なおも二死二塁から村上が左前にタイムリーを放って7-1と突き放す。

 南海は9回、先頭の木村が左前打で出塁、前田の遊ゴロでランナーが入れ替わり、神田は一飛に倒れるがトップに返り国久が左前打、安井がこの日2本目となる中前タイムリーを放って8-1とダメ押す。


 神田武夫は4安打2四球5三振の完投で8勝目をあげる。ルーキーの神田は完全に軌道に乗ってきたようだ。






 

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