2026年1月25日日曜日

22年 巨人vs東急 8回戦

8月9日 (土) 西宮

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 巨人 33勝35敗1分 0.485 中尾輝三 
0 0 1 0 0 0 0 0 X 1 東急 25勝39敗2分 0.391 黒尾重明

勝利投手 黒尾重明 8勝10敗 
敗戦投手 中尾輝三 8勝8敗

二塁打 (東)鈴木
三塁打 (東)大下

勝利打点(東)一言多十 3 


黒尾重明、3安打完封

 西宮の第1試合は中尾輝三と黒尾重明の先発で午後1時30分、杉村球審の右手が上がりプレイボール。

 3回まで三者凡退が続いた東急は4回裏、先頭の鈴木清一がセンターに二塁打、一言多十の左前タイムリーで1点を先制する。

 4回まで無安打の巨人は5回表、先頭の小松原博喜が右前打で出塁するが後続なく無得点。

 東急は7回裏、一死後大下弘がセンター右後方への三塁打、しかし後続が倒れて無得点。

 巨人は8回表、一死後内堀保に代わる代打多田文久三が四球を選んで出塁、中尾の右前打で一死一二塁、トップに返り山川喜作の二ゴロをセカンド苅田久徳監督が二塁に送球するがショート鈴木が落球して一死満塁、しかし田中資昭のピッチャーへの小フライに一走山川が戻れずダブルプレー。

 スクイズ失敗の場合はスコアカードには「BN」と記されるのが慣例となっているが、田中の一飛には「BN」は書かれていないので打って出ての小フライだったようである。但し、すべてのバント失敗に「BN」が書かれているかは分からない。インフィールドフライではないので高く上がったフライでは無かったのは確かである。常識的に判断するとスクイズ失敗の可能性が高いのではないか。これだとピッチャーへの小フライで一走山川がスタートを切っていたことも説明が付く。捕球した黒尾が三塁に送球するより一塁送球の方が体勢的に確実だと判断したのだろう。仮に三走多田のホームインが一走山川のアウトより早くてもゲッツーが成立すれば得点にはならないので一塁送球を選択したのである。

 黒尾重明は3安打2四球2三振で巨人打線を完封、8勝目をマークする。

 中尾輝三は6安打無四球6三振1失点の好投であったが報われず。戦前は「三振か四球か」というピッチングだった中尾も戦後は技巧派に転身している。内藤幸三も野口二郎も川崎徳次も同様であるが、生き残って戻ってきたからこそである。

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