0 0 0 0 0 2 2 0 2 6 中日 23勝8敗 0.742 清水秀雄
0 0 1 0 0 0 0 1 0 2 太陽 12勝20敗 0.375 スタルヒン
勝利投手 清水秀雄 4勝3敗
敗戦投手 スタルヒン 4勝6敗
二塁打 (中)小鶴、加藤 (太)辻井、藤井、伊勢川
勝利打点(中)大沢清 1
代打大沢清が決勝打
甲子園の第2試合は清水秀雄とスタルヒンの先発で午後3時丁度、金政球審の右手が上がりプレイボール。
太陽は3回裏、先頭の蔵本光夫が左前打で出塁、スタルヒンが送って一死二塁、二死後辻井弘がレフト線にタイムリー二塁打を放ち1点を先制する。
スタルヒンは5回まで強竜打線を無得点に抑えてきたが、後半になってスタミナが切れてきた。
中日は6回表、一死後加藤正二が左越えに二塁打、三村勲に代わる代打藤本英雄が三塁線にヒット、清水が右前にタイムリーを放ち1-1の同点、一死一三塁から上林繁次郎に代わる代打大沢清が中前にタイムリーを放ち2-1と逆転に成功する。
中日は7回表、先頭の古川清蔵が左前にヒット、小鶴誠が左中間にタイムリー二塁打を放ち3-1、杉浦清監督は四球、加藤の一ゴロの間に二者進塁して一死二三塁、藤原鉄之助の右犠飛で4-1とする。
太陽は8回裏、先頭の辻井弘が中前打で出塁、中谷順次の左前打で無死一二塁、藤井勇の一ゴロの間に二者進塁して一死二三塁、佐竹一雄の三ゴロが野選となって一死満塁、森下重好の左前タイムリーで2-4と追い上げる。
中日は9回表、一死後杉浦が四球から二盗に成功、加藤の三ゴロをサード中谷がエラーして一死一三塁、藤原の左前タイムリーで5-2、二死後大沢も二遊間にタイムリーを放ち6-2として勝負を決める。
清水秀雄は10安打を許したが3四球5三振の力投で完投、4勝目をマークする。
スタルヒンは戦後になって進駐軍の仕事をしている時は羽振りが良く肥満体となってスタミナが持たない。本格的に復活するのは来年以降のことになる。
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