2025年4月10日木曜日

22年 東急vs金星 4回戦

6月12日 (木) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 東急 11勝19敗1分 0.367 白木義一郎 
0 0 0 1 0 0 0 2 X 3 金星 14勝20敗 0.412 江田孝

勝利投手 江田孝         5勝8敗 
敗戦投手 白木義一郎 4勝7敗

二塁打 (金)清原
本塁打 (金)大友一明 3号

勝利打点(金)大友一明 3


大友一明、又もや決勝本塁打

 第9節初日、後楽園の第1試合は白木義一郎と江田孝の先発で午後1時14分、国友球審の右手が上がりプレイボール。

 東急は3回表、一死後鈴木清一が右前打、清水喜一郎が左前打を放って下位打線で一二塁のチャンスを作るが、後続なく無得点。

 金星は4回裏、二死後大友一明がレフトスタンドに第3号を叩き込んで1点を先制する。

 金星は8回裏、先頭の坪内道則監督の当りは三ゴロ、これをサード横沢七郎がエラー、一死後清原初男がレフト線に二塁打を放って二三塁、飯島滋弥が中前に2点タイムリーを放ち貴重な追加点、3-0とする。

 江田孝は5回まで3安打を許したが、後半は9回の1安打のみに抑え、4安打1四球3三振で今季3度目の完封、5勝目をマークする。

 江田はプロ入り通算21勝目であるが完封勝利は9度目となる。切れ味鋭いピッチングで、いい時は打てない。

 大友一明が第3号ホームランを放った。この3本全てが決勝本塁打である。

 大友は昭和11年のプロ野球初年度から参加したプロ最古参選手の一人である。兵役を挟んで昨年昭和21年まで1,285打席1,072打数で本塁打は3本であったが、今季は132打席120打数で3本塁打を放っている。それも、6月に入って27打数8安打3本塁打と爆発している。戦場から生きて還ってきた喜びを噛み締めているのではないか。

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