2022年7月18日月曜日

21年 中部日本vsタイガース 12回戦

10月17日 (木) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 1 0 0 0 1 0 0 0 2 中部 35勝55敗3分 0.389 久野勝美 服部受弘 
1 0 1 2 0 0 0 1 X 5 タ軍 54勝39敗 0.581 御園生崇男

勝利投手 御園生崇男 10勝7敗 
敗戦投手 久野勝美      3勝6敗

二塁打 (中)杉浦、笠石 (タ)金田、御園生
三塁打 (タ)本堂

勝利打点(タ)本堂保次 9


老練御園生が投打に活躍

 後楽園の第2試合は久野勝美と御園生崇男の先発で午後2時12分、島球審の右手が上がりプレイボール。

 タ軍は初回、先頭の呉昌征がショートに内野安打、金田正泰が二前にドラッグバント、前進して捕球したセカンド金山次郎の一塁送球が悪送球となる間に呉が一気にホームインして1点を先制、金田には内野安打が記録された。

 中部は2回表、先頭の杉浦清監督がレフト線に二塁打、笠石徳五郎の遊ゴロをショート長谷川善三が好フィールディングで処理して一塁アウト、この間に二走杉浦は三進、藤原鉄之助の遊ゴロで三走杉浦がホームに突っ込み、長谷川が本塁送球するがセーフ、野選が記録されて1-1の同点、藤原が二盗を決め、久野が四球を選んで一死一二塁、三村勲の遊ゴロは「6-4-3」と転送されるが一塁セーフ、しかし三塁に進んでいた藤原がオーバーラン、ファースト本堂保次が三塁に送球してタッチアウト、「6-4-3-5」のダブルプレーが記録された。

 タ軍は3回裏、先頭の長谷川がレフト線にヒット、トップに返り呉の打席で長谷川が二盗に失敗、呉は三振に倒れて二死無走者、ここで金田がカウントツーボルツーストライクから4球ファウルで粘ってライト線に二塁打、本堂が右中間にタイムリー三塁打を放ち2-1と勝ち越す。

 タ軍は4回裏、先頭の土井垣武がピッチャー強襲ヒット、宮崎剛が三前に送りバントを決めて一死二塁、富樫淳の右前打で一死一三塁、御園生がレフト線にタイムリー二塁打を放ち3-1、レフト岩本章からの返球が悪送球となる間に三塁に進んでいた富樫も還って4-1とする。御園生の打点は「1」。

 中部は6回表、先頭の小鶴誠が左前打で出塁、一死後笠石の右中間タイムリー二塁打で2-4とするが反撃もここまで。

 タ軍は8回裏、先頭の土井垣武が三前にセーフティバントを決めて出塁するとパスボールで二進、宮崎剛の遊ゴロの間に土井垣は三進、二死後御園生の右前タイムリーで5-2とダメ押す。

 御園生崇男は7安打6四球1死球3三振の老練なピッチングで完投、10勝目をマークする。打っても2安打2打点と二刀流の活躍であった。

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