2019年7月28日日曜日

昭和20年 東西対抗 第4戦


12月2日 (日) 西宮

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
1 0 0 0 2 0 0 1 0 4 東軍 2勝2敗 0.500 白木義一郎
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 西軍 2勝2敗 0.500 笠松実

勝利投手 白木義一郎 2勝0敗
敗戦投手 笠松実        0勝2敗 

二塁打 (セ)大下弘、(巨)千葉茂

勝利打点 (名)加藤正二 1

猛打賞 西軍(急)下社邦男


白木義一郎、戦後初の完封

 東軍は初回、二死後大下弘が右翼フェンス近くまで飛ばす二塁打、加藤正二のライト前テキサスがタイムリーとなって1点を先制する。

 東軍は5回表、楠安夫が四球、千葉茂が三塁線を破る二塁打を放って二三塁、三好主の左中間大飛球にセンター呉昌征が追い付きながら捕球できず記録はヒット、千葉は三塁に残り、白木義一郎の三ゴロの間に千葉も還って3-0とリードを広げる。


 東軍は8回表、白木がレフト前ヒット、古川清蔵は四球を選んで一二塁、金山次郎の二ゴロで古川は二封、金山が二盗を決めて二三塁、ここで打席には当たっている大下、ピッチャー笠松実は逃げずに勝負を挑んだがレフトへタイムリーヒット、東軍が4対0で逃げ切った。


 練習を積んでいた白木義一郎は緩急自在のピッチングで西軍を完封。白木は昭和21年には30勝をあげて戦後最初の最多勝利投手となる。


*参照「体育週報」
この試合の実況中継はスコアカードを解読したものではなく、「体育週報」の記載を参照したもので、事実と異なる可能性があります。


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