2019年1月22日火曜日

19年 阪神vs朝日 7回戦


7月29日 (金) 西宮

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
2 1 0 0 3 0 0 0 1 7 阪神 20勝5敗2分 0.800 若林忠志
1 0 0 0 0 0 2 0 2 5 朝日 7勝18敗1分 0.280 菊矢吉男

勝利投手 若林忠志 16勝3敗
敗戦投手 菊矢吉男   0勝4敗

二塁打 (朝)田中、仁木2

勝利打点 藤村冨美男 3


武智修、5打席連続出塁

 阪神は初回、先頭の塚本博睦が二遊間にヒット、辻源兵衛が右前打を放って無死一二塁、呉昌征の一ゴロで辻は二封、呉が二盗を決めて一死二三塁、ここで藤村冨美男が中前に先制の2点タイムリーを放ち2-0とする。

 朝日は1回裏、先頭の田中豊一が左中間に二塁打、酒沢政夫がセオリーどおり右に流して二ゴロ、これが進塁打となって二走田中は三進、坪内道則が中前にタイムリーを放って1-2と追い上げる。


 阪神は2回、先頭の森田明義が右前打で出塁、武智修の三前バントが内野安打となって無死一二塁、朝日ベンチはここで先発の菊矢吉男をファーストに回してファーストの内藤幸三がマウンドに上がり、トップに返り塚本の捕前バントにキャッチャー吉田弘がダッシュよく飛び出し二走森田は三封、辻は中飛に倒れて二死一二塁、ここで呉昌征がライト線にタイムリーを放って3-1と突き放す。


 阪神は5回、先頭の呉昌征が四球で歩くとこの日2個目の二盗に成功、藤村の中前打で無死一三塁、藤村が二盗を決めて無死二三塁、本堂保次のサードライナーに二走藤村が飛び出しており、サード金光彬夫が二塁に送球するがセカンド桜沢三郎がファンブルする間に三走呉がホームに還って4-1、藤村は二塁にストップ、門前真佐人がストレートの四球を選んで一死一二塁、若林忠志の右前タイムリーで5-1、一走門前が三塁に走り、ライト田中からのバックサードが悪送球となる間に門前まで生還して6-1とリードを広げる。


 朝日は7回裏、7回表から内藤に代わって三番手としてマウンドに上がっている先頭の大橋一郎が中前打で出塁、仁木安の一塁線二塁打で無死二三塁、7回表からサードの守備に就いた田端美夫の三ゴロの間に三走大橋が還って2-6、一死一三塁となって桜沢の遊ゴロの間に三走仁木が生還、渋い得点経過で3-6と追い上げる。


 阪神は9回表、一死後本堂が四球を選んで出塁、門前は中飛に倒れるが、本堂が二盗を決めて二死二塁、若林が四球を選んで二死一二塁、ここでダブルスチールに成功、森田も四球で二死満塁、武智が押出し四球を選んで7-3とダメ押す。


 朝日は9回裏、先頭の田端が二塁にヒット、桜沢は二飛に倒れるが、トップに返り田中の中前打で一死一二塁、酒沢が四球を選んで一死満塁、坪内のピッチャー強襲ヒットがタイムリーとなって4-7、菊矢は捕邪飛に倒れて二死満塁、金光が三塁にタイムリーを放って5-7と最後の粘りを見せるが、途中出場で2打数2安打と当っている大橋は三ゴロに倒れてゲームセット。


 若林忠志は13安打を許しながら3四球1三振の完投で16勝目をマークする。


 朝日の3投手は合計9個の四球を乱発、阪神は12残塁、朝日は10残塁の乱戦となった。


 この中で光ったのは阪神の九番打者・武智修の活躍。2本の内野安打と3四球で5打席連続出塁を記録して、前日から7打席連続出塁を継続中である。


 

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