2017年2月9日木曜日

18年 朝日vs阪神 7回戦


7月18日 (日) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 計
0 0 0 0 0 0 2 0 0  1  3 朝日 26勝17敗2分 0.605 真田重蔵 林安夫
0 0 0 0 0 0 0 2 0  0  2 阪神 23勝19敗3分 0.548 若林忠志


勝利投手 林安夫     14勝8敗
敗戦投手 若林忠志 14勝6敗

二塁打 (神)玉置2

勝利打点 渡辺時信 1


延長10回、渡辺時信が決勝打

 前半戦は朝日先発の真田重蔵と阪神先発の若林忠志との投げ合いで両軍無得点が続く。

 朝日は3回まで無安打。4回、一死後中谷順次が左前に初ヒット、浅原直人もレフト線にヒットを放ち一死一二塁、しかし、二走中谷が若林からの牽制球に刺されてチャンスを潰す。5回は一死後広田修三が中前打を放つが後続なし。6回、四球で出た坪内道則を酒沢政夫がバントで送り、中谷の中前打で一死一三塁とするが、浅原は三振、早川平一も中飛に倒れて無得点。


 阪神は1回と2回に二死後ヒットが出たが得点なく、3回以降は6回まで無安打に抑えられる。


 試合が動いたたのは7回。朝日は二死後野本良雄が左前打を放ち、真田の右前打で二死一三塁、真田が二盗を決めて二死二三塁、坪内道則の遊ゴロをショート野口昇がエラーする間に三走野本が還って1点を先制、酒沢が右前にタイムリーを放って2-0とする。


 阪神は8回裏、先頭の野口に代わる代打御園生崇男がストレートの四球で出塁、乾国雄に代わる代打金田正泰が右前打を放って無死一二塁、トップに返り塚本博睦に代わる代打平林栄治の投前バントを真田が三塁に送球して二走御園生は三封、山口政信の二ゴロで平林が二封されて二死一三塁、玉置玉一がストレートの四球を選んで二死満塁、景浦将がワンスリーから押出し四球を選んで1-2、門前真佐人もツースリーから押出し四球を選んで2-2の同点、朝日の竹内愛一監督はここで真田から秘蔵っ子林安夫にスイッチ、林は田中義雄を遊ゴロに打ち取りスリーアウトチェンジ。


 阪神は9回裏、先頭の若林が中前打で出塁、しかし御園生の遊ゴロをショート酒沢が二塁ベースを踏んでから一塁に送球して「6B-3」のダブルプレー、直後の武智修の遊ゴロを今度は酒沢が一塁に悪送球、しかし平林は右飛に倒れて延長戦に突入する。


 朝日は10回表、先頭の浅原が中前打で出塁すると二盗に成功、早川に代わる代打内藤幸三の一塁線バントが内野安打となって無死一三塁、内藤の代走に大友一明を起用、小林章良の三ゴロで大友は二封、三走浅原は動かず一死一三塁、ここで広田に代わる代打渡辺時信が三塁線に決勝のタイムリー内野安打を放って3-2と勝ち越す。


 阪神は10回裏、一死後玉置玉一がレフトに二塁打、続く景浦は敬遠で歩かされて代走に中原宏を起用、しかし最後は林が踏ん張り、門前は二飛、田中は遊ゴロに倒れて朝日が接戦を制す。


 朝日は後楽園の第一試合に勝った巨人と同率で並び首位を行く名古屋を追う。




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