2010年10月22日金曜日

一騎討ち ⑬

 とうとうサンフランシスコ・ジャイアンツが3勝1敗でティム・リンスカムvsロイ・ハラデーによる「一騎討ち」第二弾にして最終章を迎えることとなりました。ちょうど仕事も一段落したところなので明日(すでに今日ですが)は休暇をいただいております。

 4月26日の①でナショナル・リーグサイ・ヤング賞争いが二人の「一騎討ち」となると予言して始まった当シリーズですが、サイ・ヤング賞争いの予想ははずれましたが(ロイ・ハラデーの確率65%はどうやら当たりそうではありますが)、二人が故障することなくシーズンを送るという予想は大的中でした。

 ロイ・ハラデーは若い頃は故障に悩みましたが、トレーニングにより克服してきました。一見無理のありそうなリンスカムのフォームは興南高校の島袋投手同様理想的なフォームであるという予想もどうやら的中したようです。

 リンスカムがシーズン中盤調子を崩したことがリンスカムが早々とサイ・ヤング賞争いから脱落した理由です。すなわち、5月20日のダイヤモンドバックス戦までは奪三振率が11.01でしたが、7月7日のブルワース戦時には10.11に落ちており、7月25日のダイヤモンドバックス戦時には9.30まで落ちました。その後盛り返し、最終的には212回3分の1を投げて231奪三振(三年連続奪三振王)で奪三振率は9.79でした。2008年10.51、2009年10.43と比べて大幅に落としていますので三年連続サイ・ヤング賞は100%ありえません。

 しかし奪三振率の推移に見られるようにシーズン終盤に調子を上げてきたことがポストシーズンに活きています。

 昭和12年の職業野球春季リーグ戦で例えれば、シーズンを通じて安定していた澤村栄治がロイ・ハラデー(ピッチングスタイルは全く違うことは無視して)、波がありながらも投げ続けた野口明がティム・リンスカムというところでしょう。

 昭和12年春季リーグ戦の澤村栄治は24勝4敗でしたが、野口明との直接対決では0勝2敗です。

 昭和12年春季リーグ戦の澤村vs野口明の「一騎討ち」が2010年ナショナル・リーグにおけるティム・リンスカムvsロイ・ハラデーによる「一騎討ち」を予言しているとの大胆な仮説に立てば、明日(今日ですが)の「一騎討ち」最終章はティム・リンスカムの勝利によって大円団を迎えるということになります。

 ということで、今年最後の大予言として、明日(今日です)の決戦は、ティム・リンスカムの勝利と予想させていただきます。
 

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