0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 巨人 40勝45敗1分 0.471 中尾輝三 諏訪裕良
0 0 3 0 0 0 0 5 X 8 金星 32勝51敗2分 0.386 内藤幸三
勝利投手 内藤幸三 10勝10敗
敗戦投手 中尾輝三 8勝12敗
二塁打 (巨)山川2 (金)坪内、小前、内藤
三塁打 (金)内藤
勝利打点(金)酒沢政夫 7
内藤デー
第21節3日目、西宮の第1試合は中尾輝三と内藤幸三両左腕の先発で午後1時30分、杉村球審の右手が上がりプレイボール。
巨人は3回表、一死後武宮敏明が左前打で出塁、二死後トップに返り山川喜作が三塁線を抜く二塁打を放って二死二三塁と先制のチャンス、しかし田中資昭は二飛に倒れて無得点。
金星は3回裏、辻勇夫、内藤が連続四球で無死一二塁、トップに返り中村信一の捕前バントをキャッチャー武宮がファンブル、犠打とエラーが記録されて無死満塁、酒沢政夫が押出し四球を選んで1点を先制、巨人ベンチはここで先発の中尾から諏訪裕良にスイッチ、坪内道則監督の遊ゴロをショート田中が本塁に送球するがセーフ、野選が記録されて2-0、西沢道夫の遊ゴロ併殺の間に三走中村が還って3-0とリードする。
巨人は6回も山川喜作の四球と千葉茂のヒットで二死一二塁とするが、内藤が川上哲治を三振に切って捨てる。8回にも二死後打撃好調の山川喜作がこの日2本目の二塁打を放つが無得点が続く。
巨人二番手の諏訪は4回以降7回まで無失点ピッチング。7回は一死後内藤に右中間三塁打を打たれるが後続を抑えた。
金星は8回裏、先頭の西沢が中前打で出塁、清原初男もセンター左にヒットを放って無死一二塁と追加点のチャンス、玉腰忠義が右前にタイムリーを放ち4-0、小前博文が左中間に2点タイムリー二塁打を放ち6-0、一死後内藤も右中間にタイムリー二塁打を放ち7-0、トップに返り中村の中前打で一死一三塁、酒沢の二ゴロ併殺崩れの間に三走内藤が還って8-0として試合を決める。
内藤幸三は最終回に2本の内野安打で一死一二塁のピンチを迎えたが後続を抑え、6安打1四球2三振で今季5度目の完封、10勝目をマークする。打っても3打数2安打1打点、二塁打1本三塁打1本の活躍を見せた。
酒沢政夫が押出し四球で今季7個目の勝利打点を記録した。現在の勝利打点ランキングは、森下重好が10個でトップ、藤村富美男と大下弘が9個で二位タイ、小鶴誠、平山菊二、青田昇、野口明が8個で四位タイ、酒沢はそれらに続く成績である。上位は全員が主軸を打っているが、酒沢はほとんどが一二番を打っている。
酒沢の7個の勝利打点の内、ヒットによるものは3個で、内野ゴロが1個、スクイズが1個、押出し四球がこの日を含めて2個で、曲者酒沢らしい記録となっている。三振が少ないことでも知られており、昭和26年には川上哲治と並ぶシーズン最少三振6個を記録することになる。