0 0 0 0 0 0 0 0 1 1 2 東急 21勝32敗2分 0.396 白木義一郎
0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 1 金星 21勝36敗1分 0.368 重松通雄
勝利投手 白木義一郎 10勝11敗
敗戦投手 重松通雄 8勝6敗
二塁打 (東)飯島、長持、清水
勝利打点(東)清水喜一郎 1
清水喜一郎、延長10回に殊勲打
甲子園の第1試合は白木義一郎と重松通雄の先発で午後1時30分、二出川球審の右手が上がりプレイボール。
白木と重松の投げ合いで7回まで両軍無得点。
金星は8回裏、二死後坂本勲が四球を選ぶと二盗に成功、酒沢政夫が中前にタイムリーを放ち1点を先制する。
東急は9回表、先頭の鈴木清一が四球で出塁、飯島滋弥が送りバントを決めて一死二塁、重松は果敢に大下弘と勝負して一ゴロ、二走鈴木は三進して二死三塁、長持栄吉が右越えにタイムリー二塁打を放ち1-1の同点とする。
東急は10回表、一死後大沢喜好がストレートの四球で出塁、清水喜一郎が右中間にタイムリー二塁打を放ち2-1と勝ち越す。
白木義一郎は10回裏を三者凡退に抑え、6安打1四球7三振の完投で10勝目をマークする。
重松通雄も10回を完投して4安打3四球1死球4三振の好投を見せた。
殊勲打を放った清水喜一郎は、明治大学時代から大下と親しくしてきたが、大下がスターになっていく過程で徐々に疎遠になっていたようである。これらの経緯は辺見じゅん著「大下弘 虹の生涯」に詳しい。
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