2023年8月28日月曜日

22年 近畿vs巨人 1回戦

5月2日 (金) 甲子園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 3 1 0 0 2 0 0 0 6 近畿 6勝3敗 0.667 丸山二三男 中谷信夫 
0 0 0 0 0 0 0 2 0 2 巨人 4勝5敗 0.444 川崎徳次

勝利投手 中谷信夫 1勝1敗 
敗戦投手 川崎徳次 1勝3敗

二塁打 (近)河西、朝井
三塁打 (近)中谷 (巨)多田

勝利打点(近)丸山二三男 1

猛打賞 (巨)呉新亨 1


巨人、13残塁の拙攻

 甲子園の第2試合は丸山二三男と川崎徳次の先発で午後3時12分、金政球審の右手が上がりプレイボール。

 近畿は初回、一死後河西俊雄が中越えに二塁打、田川豊の二ゴロでセカンド千葉茂は三塁に送球して河西はタッチアウト、田川が二盗を試みるとキャッチャー内堀保が刺す。

 近畿は2回表、先頭の山本一人監督が左前打で出塁、飯田徳治の中前打で無死一二塁、堀井数男の遊ゴロで飯田は二封、一死一三塁から丸山の二ゴロ併殺崩れの間に三走山本が還って1点を先制、筒井敬三はストレートの四球で二死一二塁、朝井昇がレフト線に2点タイムリー二塁打を放ち3-0とする。

 近畿は3回表、一死後田川が三塁に内野安打、山本のライト線ヒットで田川は三塁に進み、送球の間に打者走者の山本も二塁に進んで一死二三塁、飯田の中犠飛で4-0とする。

 近畿先発の丸山は初回からコントロールがままならず、1回は1四球、2回は2四球、3回には一死後3連続四球で6四球、ここで中谷信夫に交代し、中谷が後続を抑える。

 近畿は6回表、二死後堀井が四球で出塁、中谷が中越えにタイムリー三塁打を放ち5-0、筒井は四球、朝井が右前にタイムリーを放ち6-0と突き放す。

 巨人は8回裏、一死後内堀が二遊間にヒット、川崎は四球、田中資昭もストレートの四球で一死満塁、トップに返り呉新亨が左前にタイムリーを放ち1-6、古家武夫に代わる代打小松原博喜が中犠飛を打ち上げて2-6とする。

 中谷信夫は最終回、先頭の川上哲治に四球を与えるが、黒沢俊夫に代わる代打林清光を遊ゴロ併殺に打ち取り、最後は多田文久三を二ゴロに抑え、6回3分の2のロングリリーフでプロ入り初勝利をあげる。

 巨人は9四球を選びながら13残塁の拙攻で惨敗。どうにもチーム力が上がらない。

 近畿の九番朝井昇が3打点の活躍。近畿は七番以降の下位打線で5打点をマークした。相変わらずチーム力が強い。

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