2018年3月19日月曜日

19年 朝日vs産業 3回戦


4月30日 (日) 甲子園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 0 2 0 0 0 2 朝日 1勝7敗1分 0.125 内藤幸三 森本清三
0 0 0 1 0 0 3 0 X 4 産業 5勝3敗 0.625 森井茂

勝利投手 森井茂     4勝3敗
敗戦投手 森本清三 0勝4敗

二塁打 (朝)金光、田中 (産)井上

勝利打点 加藤正二 1


森井茂、無四球完投で4勝目

 朝日先発の内藤幸三は3回までパーフェクトピッチング。ところが4回、突然乱れた。

 産業は4回、先頭の金山次郎が四球を選んで出塁、小坂三郎も四球、加藤正二も四球を選んで、無死満塁、朝日ベンチはここで内藤をファーストに回して、ファーストの森本清三がマウンドに上がり、鈴木秀雄がライトに犠牲フライを放ち1点を先制、藤原鉄之助はストレートの四球で一死満塁、しかし藤野義登の遊ゴロは「6-4-3」と渡ってダブルプレー。

 朝日は6回、先頭の田端美夫の当りは遊ゴロ、これをショート金山次郎がエラー、トップに返り酒沢政夫の捕前バントはキャチャー藤原がダッシュ良く飛び出し二塁に送球して田端は二封、田中豊一が左中間に二塁打を放って一死二三塁、森本の当りは一ゴロ、しかしこれをファースト藤野が後逸する間に三走酒沢に続いて二走田中もホームに還って2-1と逆転する。

 産業は6回、先頭の加藤が打撃妨害により出塁、鈴木の送りバントが内野安打となって無死一二塁、藤原が送って一死二三塁、続く藤野に代わる代打野口正明の当りはセカンドライナー、二走鈴木が飛び出し、セカンド金光が二塁ベースを踏んで無補殺併殺。

 産業は7回、先頭の井上嘉弘が左中間に二塁打、須原武志がストレートの四球を選んで無死一二塁、森井茂の一塁線バントはファースト内藤が三塁に送球して二走井上は三封、トップに返り金山が四球を選んで一死満塁、小坂が押出し四球を選んで2-2の同点、加藤もストレートの押出し四球で3-2と逆転、更に鈴木も3連続押出し四球で4-2と突き放す。

 朝日は8回から内藤が再びマウンドに上がり森本がファーストに戻る。

 産業は8回、先頭の野口の当りは三ゴロ、これをサード田端が一塁に悪送球、続く井上の当りはライトに抜けるが「9-4-6」と渡って野口は二封されライトゴロ、須原は四球、内藤がセンター左にヒットを放ち一死満塁、トップに返り金山の当りはサードライナー、三走井上が戻れずサード田端が三塁ベースを踏んで7回の金光に続いてこの試合2個目の無補殺併殺。

 森井茂は4安打無四球4三振2失点、自責点ゼロの完投で4勝目をあげてハーラー争いで須田博に並ぶ。朝日投手陣は11四球の乱調であったが、森井は無四球ピッチングであった。

 

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