2015年10月4日日曜日

17年 南海vs名古屋 14回戦


10月5日 (月) 中百舌鳥

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 0 0 1 0 0 1 南海     41勝42敗 0.494 川崎徳次 石田光彦
0 0 1 2 1 0 0 2 X 6 名古屋 31勝49敗4分 0.388 森井茂

勝利投手 森井茂     3勝8敗
敗戦投手 川崎徳次 1勝13敗

二塁打 (名)古川

勝利打点 なし

猛打賞 (名)石丸藤吉 3


森井茂、無四球完投

 南海は1回、2回と先頭打者がヒットで出るが後続なく無得点。

 名古屋は3回、先頭の石丸進一が左前打で出塁、森井茂の投前送りバントをピッチャー川崎徳次が一塁に悪送球、犠打とエラーが記録されて無死一二塁、野口正明の投前送りバントを今度は川崎が三塁に送球して二走石丸進一を三封、トップに返り石丸藤吉の三塁内野安打で一死満塁、岩本章の三ゴロが「5-4-3」と送球されるが一塁はセーフ、この間に三走森井が還って1点を先制、二走野口正明も三塁ベースを蹴ってホームに突っ込むがファースト中野正雄からの送球にタッチアウト。

 名古屋は4回、先頭の古川清蔵がライト線に二塁打、吉田猪佐喜の遊ゴロをショート柳鶴震がエラーして無死一三塁、桝嘉一は浅い左飛に倒れるが吉田が二盗を決めて一死二三塁、小鶴誠がレフト線に2点タイムリーを放ち3-0とリードを広げる。

 名古屋は5回、一死後石丸藤吉が中前打、岩本章の三ゴロでランナーが入れ替わり、岩本が二盗を決めて二死二塁、古川の中前タイムリーで4-0と突き放す。

 南海は6回から先発の川崎に代えて石田光彦をマウンドに送る。

 南海は7回、先頭の岩本義行がバントヒットから二盗に成功、岡村俊昭の一ゴロで岩本は三進、中野の遊ゴロの間に岩本が還り1-4とする。

 名古屋は8回、先頭の古川が四球で出塁、吉田が三塁に内野安打、桝の投前送りバントをピッチャー石田が一塁に大悪投、二走古川に続いて一走吉田もホームに還り6-1として試合を決める。


 南海は5エラーで自ら墓穴を掘った。


 森井茂はスローカーブを駆使して8安打無四球1三振で完投、3勝目をマークする。


 

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