2013年3月4日月曜日

15年 8月 月間MVP 満州リーグ



月間MVP

投手部門

 ジャイアンツ スタルヒン 1

 スタルヒンは8試合に登板して7勝1敗4完封。65回3分の1を投げて防御率0.69、WHIP0.60、奪三振率5.68であった。

 次点の石田光彦は8試合に登板して5勝1敗1完封。57回3分の2を投げて防御率1.40、WHIP0.92、奪三振率4.74であった。石田は8回目の登板となった8月23日のイーグルス戦で4回3分の2を投げて4安打5四球無三振自責点5と乱れたが、この試合を除くと防御率0.68、WHIP0.85、奪三振率5.09とスタルヒンと遜色ない成績になる。22日のライオン戦では自身2度目となるノーヒットノーランを記録しており、前半戦に使用された再生ボールではなく、よく飛ぶライブリー・ボールが使用された試合だけに価値が高い。




打撃部門

 金鯱 濃人渉 1

 濃人は63打数23安打8得点14打点5四球4盗塁、二塁打8本、三塁打1本。打率3割6分5厘、出塁率4割1分2厘、長打率5割2分4厘、OPS0.936であった。

 次点の岡村俊昭は59打数21安打4得点9打点5四球、二塁打7本、三塁打1本。打率3割5分6厘、出塁率4割0分6厘、長打率5割0分8厘、OPS0.915で僅かに及ばなかった。






 今月は満州リーグということで、特別に殊勲、敢闘、技能の三賞も選出します。

 殊勲賞は勝利打点4個を記録したタイガースの森国五郎となります。

 敢闘賞は阪急の石田光彦となります。

 技能賞は開幕戦の始球式で見事なストライク投球を見せた満鉄の猪子理事に授与させていただきます。1992年バルセロナ・オリンピック開会式、聖火台に向けて火のついた矢を放った車椅子のアーチェリー選手アントニオ・レボーロは、見事に命中させて“最初の金メダル”と呼ばれました。満州リーグは猪子理事のストライク始球式で幕が切って落とされたのです。

















 

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