2010年9月13日月曜日

12年秋 阪急vsセネタース 4回戦

9月26日 (日) 西宮


1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 0 1 0 0 0 1   阪急            7勝8敗1分     0.467  石田光彦
1 0 0 0 0 1 0 0 X 2  セネタース    4勝10敗1分  0.286  野口明


勝利投手 野口明   4勝6敗
敗戦投手 石田光彦 4勝4敗


二塁打 (阪)堀尾 (セ)大貫
本塁打 (セ)中村信 1号、 中村民 2号


両中村の一発


 セネタースは初回、トップの中村信一の先頭打者ホームランで1点を先制。6月6日の春季リーグ戦ジャイアンツvsセネタース6回戦でも苅田久徳が澤村栄治から先頭打者ホームランを放っており、昭和12年にこれまで行われた公式戦ではセネタースの二遊間コンビによるこの2発だけである。


 阪急は6回、この回先頭の黒田健吾が四球で出塁、一死後山下好一の右前打で一死一三塁、ジミー堀尾文人が右翼線に二塁打を放って1-1の同点とする。続くキヨ野上清光は敬遠の四球で一死満塁、上田藤夫の遊ゴロはショート中村信一が判断よくホームに送球して三走山下好一を刺し、島本義文は三振に倒れて追加点はならず。


 セネタースは6回裏、二死後今度は中村民雄が左翼スタンドに第2号ホームランを放って2-1リードする。調子をあげてきた野口明は7安打5四球1三振の完投で4勝目をあげる。


 阪急は四日連投の石田光彦を見殺しにして勝率5割を割り込む。

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