2025年12月12日金曜日

22年 太陽vs阪急 11回戦

8月3日 (日) 西宮

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 1 0 0 0 1 0 1 2 5 太陽 26勝38敗3分 0.406 井筒研一 真田重蔵 
0 1 0 0 2 0 0 0 0 3 阪急 32勝35敗2分 0.478 今西錬太郎

勝利投手 井筒研一       6勝6敗 
敗戦投手 今西錬太郎 14勝8敗 
セーブ     真田重蔵    1

二塁打 (急)青田
三塁打 (太)辻井

勝利打点(太)辻井弘 2

猛打賞 (太)藤井勇 8


辻井弘、9回に決勝三塁打

 西宮の第1試合は井筒研一と今西錬太郎の先発で午後1時32分、杉村球審の右手が上がりプレイボール。

 太陽は2回表、先頭の伊勢川真澄が中前打で出塁、荒川昇治はストレートの四球で無死一二塁、一死後松井信勝の右前打で一死満塁、井筒の二ゴロの間に三走伊勢川が還って1点を先制する。

 阪急は2回裏、先頭の野口明が左前打で出塁、坂元義一の左前打で無死一三塁、楠安夫の中前タイムリーで1-1の同点に追い付く。

 阪急は5回裏、一死後上田藤夫が中前打で出塁、青田昇のレフト線二塁打で無死二三塁、ワイルドピッチで三走上田が生還して2-1と勝越し、野口明の遊ゴロをショート松井が失して三走青田が還り3-1とする。

 太陽は6回表、先頭の藤井勇が二遊間にヒット、森下重好の中前打で無死一二塁、中谷順次の遊ゴロは「6-4-3」と渡ってゲッツー、二死三塁から伊勢川が中前にタイムリーを放ち2-3と1点差に迫る。

 太陽は8回表、一死後辻井が一塁線に内野安打、藤井の右前打で無死一二塁、森下がレフト線にタイムリーを放ち3-3の同点に追い付く。

 太陽は9回表、先頭の荒川が四球を選んで出塁、佐竹一雄の三ゴロでランナーが入れ替わり、佐竹の代走に池田善蔵を起用、松井の三ゴロをサード荒木茂がエラーして一死一二塁、池田が二塁に進んだところで藤本定義監督は8月1日の南海戦に続いて又も「代走の代走」として湯浅芳彰を起用、二死後トップに返り辻井が右中間に殊勲の2点タイムリー三塁打を放ち5-3とリードする。 

 阪急は9回裏、先頭の日比野武が中前打で出塁すると代走に天保義夫を起用、下社邦男に代わる代打山田伝が四球を選んで無死一二塁、太陽の藤本監督はここで先発の井筒に代えて真田重蔵をリリーフに起用、荒木茂に代わる代打野口二郎の遊ゴロは「6-4-3」と渡ってゲッツー、真田は続く今西も抑えて今季初セーブをあげる。

 真田重蔵のリリーフ登板は今季4回目であるが、4月22日の近畿戦、5月8日の中日戦、6月13日の阪急戦と、過去3回は何れもリリーフに失敗して敗戦投手になっていた。藤本定義監督は真田の状態が上がってきていることを見抜き、4度目のリリーフに起用して成功したのである。

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