0 2 0 0 0 0 0 1 0 3 巨人 4勝11敗 0.267 小松原博喜
3 0 0 0 0 2 0 0 X 5 近畿 11勝4敗 0.733 別所昭
敗戦投手 小松原博喜 2勝2敗
二塁打 (近)山本
三塁打 (巨)川上
勝利打点(近)田川豊 1
近畿、大阪に食らい付く
後楽園の第2試合は小松原博喜と別所昭の先発で午後2時54分、島球審の右手が上がりプレイボール。
近畿は初回、一死後河西俊雄が左前打から二盗に成功、田川豊の中前タイムリーで1点先制すると田川も二盗に成功、山本一人監督が左中間にタイムリー二塁打を放ち2点目、センター平山菊二からの返球が悪送球となる間に山本は三塁に進み、飯田徳治の遊ゴロの間に山本が還ってこの回3点を先制する。
巨人は2回表、先頭の川上哲治がライト線に三塁打、平山菊二の三ゴロで川上がホームに突っ込み、サード山本がホームに悪送球して1-3、平山には打点は記録されず、多田文久三は四球を選んで無死一二塁、小松原の遊ゴロで多田は二封されて一死一三塁、内堀保の二ゴロ併殺崩れの間に三走平山が還って2-3と1点差に追い上げる。
近畿は6回裏、一死後田川が右前打で出塁、山本の右前打をライト多田が後逸、バックアップしたセンター平山からの返球をショート古家武夫がエラーする間に一走田川は一気に生還して4-2、山本は三塁に達し、二死後堀井数男の三塁線タイムリーで5-2と突き放す。
巨人は8回表、古家、川上の四球と平山のタイムリーで1点を返すが時すでに遅し。
別所昭は完投でハーラー単独トップに立つ6勝目をマークする。
近畿は初回、得意の機動力を活かして試合の主導権を握り快勝。中日と共に、首位を行く大阪に半ゲーム差で食らい付いている。
一方、巨人はこの日も守備の乱れから敗れて最下位の座が定着している。
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