2017年11月6日月曜日

18年 朝日vs阪神 12回戦


10月26日 (火) 西宮

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
1 0 0 0 1 0 2 0 1 5 朝日 40勝33敗6分 0.548 内藤幸三
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 阪神 38勝32敗6分 0.543 若林忠志

勝利投手 内藤幸三   8勝11敗
敗戦投手 若林忠志 23勝14敗

二塁打 (朝)坪内2、早川

勝利打点 中谷順次 6

猛打賞 (朝)坪内道則(4安打) 4


坪内道則、2試合連続4安打

 朝日は初回、先頭の坪内道則が左中間に二塁打、坪内はこれで前の試合から4打席連続ヒットを記録、森本清三は四球、黒沢俊夫が三前に送りバントを決めて一死二三塁、中谷順次の中犠飛で1点を先制する。

 朝日先発の内藤幸三は3回まで三者凡退を続けるパーフェクトピッチング。4回に金田正泰と景浦将にヒットを打たれるがここまで無失点。

 朝日は5回、一死後早川平一がレフト線に二塁打、内藤の三塁線バントが内野安打となって一死一三塁、トップに返り坪内がライト線にこの日2本目の二塁打を放って2-0とする。

 朝日は7回、先頭の内藤が中前打で出塁、トップに返り坪内も中前打を放ち、森本は中飛に倒れて一死一二塁、酒沢政夫の一塁内野安打で一死満塁、中谷の遊ゴロで一走酒沢が二封される間に三走内藤が還って3-0、セカンド藤村冨美男からファースト景浦に転送されるが中谷の足が早く一塁セーフ、この間に二走坪内が一気にホームに還る好走塁を見せて4-0とする。中谷は併殺崩れの遊ゴロで2打点を記録した。

 朝日は9回、一死後坪内がこの日4本目となるヒットを左前に放ち、森本は右飛に倒れるが、酒沢の右前打で二死一二塁、中谷が中前にタイムリーを放って5-0とダメ押す。

 内藤幸三は3安打2四球1三振で今季4度目の完封、8勝目をあげる。

 坪内道則は第二打席に投ゴロに倒れただけで5打数4安打3得点1打点、二塁打2本。24日の大和戦に続いて2試合連続4安打を記録した。昭和13年秋、中島治康が日本で最初の三冠王になった時、10月17日と18日、10月23日と25日に2度の2試合連続4安打を記録している。記憶の限りでは坪内の記録はそれ以来か、精査してみる必要があります。

 坪内の3得点は全て中谷順次によるもので、中谷は4打点を記録した。併殺崩れの遊ゴロで2打点を記録したのが大きいが、これは二走坪内の快足がもたらしたものである。

 

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