2025年1月2日木曜日

22年 巨人vs阪急 2回戦

5月16日 (金) 甲子園

1 2 3 4 5 6 7 8 9  計
0 0 1 0 0 3 0 0 1  5  巨人 5勝12敗 0.294 川崎徳次 宮下信明 
0 0 5 3 0 0 0 3 X 11 阪急 7勝10敗 0.412 今西錬太郎

勝利投手 今西錬太郎 3勝2敗 
敗戦投手 川崎徳次    1勝4敗

二塁打 (巨)川上 (急)青田 2、坂元
三塁打 (巨)多田、内堀 (急)坂元、今西

勝利打点(急)青田昇 3

猛打賞 (巨)千葉茂 2 (急)青田昇 2


阪急、3人が猛打賞

 甲子園の第2試合は川崎徳次と今西錬太郎の先発で午後2時55分、二出川球審の右手が上がりプレイボール。

 第1試合が1時間1分で終了したので、通常3時台に始まることが多い第2試合の開始時間は3時前となった。

 巨人は3回表、先頭の呉新亨がストレートの四球で出塁、トップに返り古家武夫は二遊間にヒット、山川喜作の送りバントは一塁への小飛球、一走古家はスタートを切っており、ファースト森田定雄から一塁ベースカバーに入ったセカンド上田藤夫に送球されてダブルプレー、二死二塁となって千葉茂の右前タイムリーで1点を先制する。

 阪急は3回裏、先頭の坂元義一がセンターオーバーの三塁打、今西の中前タイムリーで1-1の同点、トップに返り田中幸男の三ゴロをゲッツー狙いのサード山川が二塁に送球するがセカンド千葉が落球して無死一二塁、上田の一塁線ヒットで無死満塁、ここで青田昇が左中間に走者一掃の3点タイムリー二塁打を放ち4-1と勝越し、一死後坂井豊司が四球で出塁、二死後下社邦男の右前タイムリーで5-1とする。

 阪急は4回裏、先頭の今西が中前打で出塁、巨人ベンチはここで川崎から宮下信明にスイッチ、トップに返り田中は四球、一死後青田の三遊間ヒットで一死満塁、野口明がストレートの押出し四球を選んで6-1、坂井の二ゴロ併殺崩れの間に三走田中が還って7-1、二走青田の三塁オーバーランを見てファースト川上哲治が三塁に送球、タイミングはアウトであったがタッチを焦ったサード山川が後逸する間に青田も還って8-1と大量リードする。

 巨人は6回表、先頭の千葉が左中間にヒット、川上の左越え二塁打で無死二三塁、一死後多田文久三が中越えに2点タイムリー三塁打を放ち3-8、二死後宮下の二ゴロをセカンド安井鍵太郎がエラーする間に三走多田が還って4-8と追い上げる。

 阪急は8回裏、一死後坂元が右空間に二塁打、今西が左中間にタイムリー三塁打を放ち9-4、トップに返り田中は四球、安井の二ゴロの間に三走今西が還って10-4、二死後青田が左中間にタイムリー二塁打を放ち11-4と突き放す。

 巨人は9回表、内堀の三塁打と宮下のタイムリーで1点を返すがここまで。

 今西錬太郎は12安打を浴びたが3四球1三振の完投で3勝目をマークする。

 青田昇が2本のタイムリー二塁打で3安打4打点。八番坂元義一が二塁打と三塁打を含む3安打、九番今西錬太郎も2本のタイムリーを含む3安打。

 巨人は阪急と同じ12安打を放ったが、4併殺でチャンスを潰したことが敗因であった。
 シーズン序盤苦しんでいた阪急は5位タイに浮上。巨人は最下位から抜け出せない。

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